【ロシア】プーチン大統領の老化を防げ!保険当局が緊急指令を出した最先端ナノテク技術開発

 今年10月に72歳の誕生日を迎えるプーチン大統領。ロシア人男性の平均寿命が67歳だというから、なかなかの長寿といっていいだろう。とはいえ、年齢からすれば、若いころのように無理はきかないはずだ。しかも、数年前からはパーキンソン病やがん罹患説などが飛び交うなど、健康不安が絶えないのも事実だ。

「2022年4月には、ロシア調査報道専門メディア『プロエクト』が、直近4年の間に、がん専門医が十数回にわたってプーチン氏の自宅を訪問している、と報道しました。さらに、16年に5名だった医療スタッフが17年には9名に増え、国内外の外遊には必ずこのスタッフが同行しているといいます。そして、このチームの中には、甲状腺がんの専門医だけでなく、麻酔科や神経外科、感染病の専門医が含まれているとの情報も伝えたのです」(ロシア情勢に詳しいジャーナリスト)

 プーチン氏といえば、かつては上半身を脱いで馬にまたがり野山を駆け巡ったり、極寒の湖で水泳をしたりと、そのマッチョぶりをアピールしてきた。そして、そんな同氏の健康維持に欠かせないと言われるのが、「シベリア鹿の枝角から抽出した血」だった。

「ロシアでは古くから、滋養強壮のために、雄鹿の枝角から採集した血を飲んだり、血の風呂に入ったりするという方法が民間療法として知られ、プーチン氏もその効能を信じて実践していると言われていました。そのため、プーチン氏は鹿の放牧が盛んにおこなわれているアルタイ地方を定期的に訪れては、鹿の角の血の入ったクリームや錠剤、酒などを購入したり、血の風呂に入浴するなどしていたと伝えられます」(前出・ジャーナリスト)

 だが、ウクライナへの侵攻後、暗殺やクーデターへの懸念から、アルタイ地方への外遊もままならなくなったといわれる。そんな中、9月3日、英紙「ザ・タイムズ」が報じたのが、プーチン氏の健康維持を巡る「新たな技術開発」だ。

 同紙によれば、プーチン氏の側近として知られる物理学者、ミハイル・コヴァルチュク氏が陣頭指揮をとり、プーチン氏のために老化防止の開発を進めるよう傘下の研究機関に指令を出したという。

「この研究所ではナノテクノロジー技術の開発が行われていることから、最先端のナノテクを用いて、プーチン氏の老化を防ごうという試みだと囁かれています。報道によれば、コヴァルチュク氏指揮のもと、ロシア保健当局が傘下の各研究機関に通達したのは、認知と感覚器官の障害、細胞の老化現象、骨粗しょう症、免疫低下など、人間の老化に関連する各種症状の解決案だといいます」(前出・ジャーナリスト)

 最先端技術を使って健康を取り戻すのは結構なことだが、元気になったプーチン氏がこの先何をするのか、大いに気になるのである。

(灯倫太郎)

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