いくらは本当にたっぷり乗っているか…松屋の最新セレブメニュー「たっぷりいくら丼」の評価

 牛丼チェーン大手・松屋が8月20日から発売開始した店舗限定の新商品「たっぷりいくら丼」の、いくらの量をめぐって論争が勃発している。

 この商品は「たっぷり」のいくらをご飯に載せたもので、派生バージョンとして北海道産鮭のほぐし身を使用した「鮭いくら丼」も用意されている。提供店舗は8月20日時点で全国68店舗あるので、都心部では商品を探し求める必要はなさそうだ。

 SNSではすでに同商品の食レポが写真とともに多数上がっているが、それを見た一部のユーザーから、《あまりたっぷり感を感じない》《いくらちょっと少なくないか》など、「いくらの量のギャップ」を指摘する声が上がっている。

「実は、『たっぷりいくら丼』はライスの大盛りが無料のため、大盛りを頼む人が多い。そのため、投稿された写真を見ると、いくらの量が少ないように見えるのです。しかし実際は『山盛り』とまでは言えないものの、なかなかの量。大盛りライスに対して十分すぎるくらいのいくらが入っていて、プチプチとした食感と、醤油がきいた濃厚な旨みが十分に味わえるはずです。もっとも、1580円という価格は、同店のうな丼と並ぶ『セレブメニュー』。ちょっとしたご褒美飯といえるでしょう」

 いくら丼といえば、昨年12月になか卯が発売した「天然いくら丼」も大きな話題になった。こちらは、小盛(850円)、並盛(890円)、特盛(1490円)、豪快盛(1990円)の4サイズから選ぶことができ、「特盛」のいくらは並盛の2倍、「豪快盛」のいくらは並盛の3倍+ご飯も大盛りというビッグサイズ。なか卯も「たっぷり」では引けを取らない。

 感想に個人差はあるだろうが、両店ともに「たっぷり」といって問題ないレベルではあるようだ。

(ケン高田)

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