「松のや」限定メニュー「ラムかつ」が復活!マニア指摘の「衣問題」は改良されたのか

 松屋系列のとんかつ専門店「松のや」が8月21日から「ラムかつ」を1年ぶりに復活させ、話題となっている。

 松のやは昨年6月、一部店舗限定でラムかつの販売をスタート。8月から全国に販売を拡大すると、日本中の羊好きから「マジで旨い!」と絶賛されるほどの人気になった。使用されるのは生後12ヵ月未満の子羊肉で、羊特有のくさみが少なく箸で切れるほど柔らかい肉質が特徴だ。

 ところがこのラムかつ、期間限定メニューだったため、口コミで美味しいという噂が広がった頃には、すでに販売を終了している店も多く、復活を求める声が相次いでいた。

「松屋系列の期間限定メニューは、正直当たり外れが多いのですが、ラムかつは本気でレギュラーメニュー化してもらいたい商品のひとつと言っていいでしょう。そもそもトンカツを食べられる店は日本全国にありますが、ラム肉となると一気に少なくなる。松のやであれば店探しに困ることはありませんから、ラム好きにしてみれば嬉しい復活になったことでしょう」(フードライター)

 実はこのラムかつ、昨年の販売時に一部の客から「衣の存在感が強すぎる」と指摘されている。どうやらラム独特の風味が厚い衣で覆われてしまい、ラム好きからすると少々物足りなさがあったようだ。今回の再発売にあたり、なんらかの改良がされているのか食通の報告を待ちたいところだ。

 ラムといえば、過去にサイゼリヤの「アロスティチーニ(ラムの串焼き)」が爆売れし、どこの店舗に行っても売り切れ状態で、販売が一時休止になったことがある。好き嫌いの分かれるラムだが、根強いファンが多いだけに、ぜひレギュラーメニュー化を検討してもらいたい。

(ケン高田)

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