「着物警察」より厄介!夏の浴衣の「透け」対策に万全のアイテムとは

 コロナ禍が過ぎ、全国で夏祭りや花火大会が開催され活況となっている。

 夏のイベントに訪れるとなれば、やはりピッタリなのは浴衣だろう。普段着る機会はそれほど多くはないため、今年こそ浴衣デビューしようと考えている人も多いのではないだろうか。最近はレンタル浴衣なども増えており、気軽に試せるのはうれしい限りだが、気をつけなければならないのは「着こなし」だろう。

 毎年「襟の合わせ」の間違いを指摘する「着物警察」が出動しSNSを賑わせているが、女性がより気を付けたいのが「透け」問題だ。実際、花火大会などに行くと、数時間の間に何人かはアンダーウエアが透けて見えてしまっている女性を見かける。本人は気がついていないのかもしれないが、カップルの場合、相手の男性もなかなか指摘することができずハラハラ…というケースもあるのではないか。

「最近はカジュアルショップで比較的安価な浴衣セットが販売されており、若い人に人気になっています。ところがそれらの浴衣は、もともと生地が薄く、特に白地は肌着が透けて見えてしまうものが少なくありません。前側は布が重なるので透けづらく、鏡でチェックする際もわかりませんが、ヒップ側は薄い1枚布なのでかなり目立ちます。対策としては着物スリップが一般的ですが、ユニクロのキュロットペチコートなどは、入手しやすいのでオススメです」(着物コーディネーター)

 最近は、透けた浴衣女性の観賞目的で、夏祭りや花火大会に訪れる不届き者もいるという。もし自分のパートナーが浴衣を着ることになったら、透け対策をしっかりするようアドバイスを送った方がいいだろう。

(ケン高田)

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