いよいよ開幕したパリ五輪だが、五輪にあやかった日本での商戦も活発だ。
「パリと日本の時差は7時間なので、今回の五輪は“おウチ観戦”が主流となる。それを見越して外食・小売業界は料理のテイクアウトや宅配を強化しています」(生活情報誌ライター)
イオンは現地に行けない人たちに旅行気分を味わってもらおうと、7月26日~30日に約7300店舗でフランスフェアを開催。フランス産のスープ、発酵バター、ブランドチーズ、ワイン、フランス郷土料理のほか、パリで話題の「パリおにぎり」なども販売している。
おウチでスポーツ観戦といえばチェーン店のテイクアウト利用やデリバリーを頼んで…というのも定番の一つだろう。
「ピザハットでは『パリッパリパーティセット』(パリパリ生地のピザ×2、チキン2ピース、ドリンク2本)が8月11日までのキャンペーン期間中、テイクアウトの料金が通常価格7020円(税込=以下同)のところを3880円、デリバリーも4480円となり、かなりお得です。ガストは『真夏のテイクアウト祭り』(パーティーセット+山盛りポテトフライor若鶏の唐揚げ)が8月7日まで通常価格2550円のところ2150円となっています。また出前館でも『夏のおうち観戦キャンペーン』として、外食チェーンと組みお得なサービスを8月12日まで実施しています」(同)
日本代表がメダルラッシュとなれば利用者が増えそうだ。
(鈴木十朗)