加藤綾子はヒヤヒヤもの…「ロピア」不適正表示の“イメージダウン”

 1キロを超える割安感のある肉、具があふれ出た大胆な巻き寿司など、消費者の興味を引く商品がズラリと並ぶディスカウントスーパーの「ロピア」(神奈川県川崎市)を巡り、激震が走った。農林水産省は6月11日、菓子や調理食品の原料原産地を表記せずに販売したなどとして、食品表示法に基づき表示の是正と併せて、再発防止対策の実施などについて指示を出したのだ。

 不適正な表示があったのは「スコーン」「あげもち」などの18商品。最長で約3年3カ月の間、千葉や神奈川など12都道府県の74店舗で合計64万パック以上を消費者に販売したという。

「表示作成システムの誤入力やチェック不足があったことが不適正表示の原因と説明されていますが、『騙されたのでは』と感じてしまう利用者がいても仕方ないところ。特に今は物価高の影響で安売りを続けるには無理が生じやすい状況ですが、これ以上、庶民の信頼を裏切るようなことがあれば、急速な客離れが起こりかねません」(経済ジャーナリスト)

 今回の件では、元フジテレビでフリーアナウンサーの加藤綾子も頭を抱えていそうだが…。

「加藤は2021年6月、一般男性と結婚したことを発表。そのお相手がロピアの2代目社長・高木勇輔氏でした。当時、年商2000億円を超えるスーパーチェーン社長との結婚で、セレブ婚として世間の注目を集めました。高木氏が13年に社長に就任して以降、業績は急上昇。店名の由来である『ロープライスユートピア』の言葉通り、良質な商品とお手頃価格で急成長を果たしました。ところが、農水省に不適正表示を指摘されたことでイメージダウンは免れない。しかし、本来であれば加藤はこのニュースを伝える立場でしたが、出産、子育てのために現在は活動を一旦休止中。こちらはツイていたと言ってもいいでしょうね」(週刊誌記者)

 ともあれ2代目社長がどう盛り返すか。その手腕に注目だ。

(石田英明)

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