加藤綾子が辻元議員の“国葬ツイート”を批判「パフォーマンスというか…」

 9月27日に開催される安倍晋三元総理の国葬をめぐって、賛否わかれる中、9月9日には立憲民主党の辻元清美参院議員が自身のTwitterに「納得いかない。欠席します」というコメントとともに国葬の案内状と返信状の画像をアップ。「御欠席」の「御」の部分に斜めに二重線を引き、「欠席」の部分に丸印をつけた画像には《普通は縦線がマナーじゃない?》《御芳名の“御”だけじゃなく“芳”にも線を引いた方が…》などとマナー違反を指摘する声が相次いでいたが、フリーアナウンサーの加藤綾子は、そもそもSNSで表明することに強い違和感を抱いたようだ。
 
 9月13日の「Live News イット!」は、「蓮舫氏ら国葬欠席をSNSに/「案内状」をアップの辻元氏…」というテロップのもと、この話題を取り上げて、事の経緯を説明。辻元氏のTwitterにアップされた「安倍元総理は統一教会と深い関係があったのでは?」「調査もせず全額国費『国葬儀』?」というコメントを紹介し、同じ立憲民主党の蓮舫氏も欠席の考えを表明したと伝えた。
 
 番組では、この“国葬欠席ツイート”に関して、《故人に対して非礼な振る舞い》などと批判の声が上がっている一方で、《抵抗を示すために欠席の意を表明するのは当然だ》という肯定派の意見も取り上げていた。

 これを受けて番組キャスターの加藤綾子アナはこう述べた。

「これどうなんですかね。まあ、国葬に対しての考え方を示すっていうのはいいと思うんですけれども、安倍総理を弔うためのこの案内状を用いてSNSで発信となると、ある意味、こう…パフォーマンスというか…。存在感のアピールに見えてしまう部分も一方であるのかなぁ…と」

 この後、加藤アナからコメントを求められた元NHK解説委員でジャーナリストの柳澤秀夫氏も、「そういうふうに見えますよね」と理解を示し、「もし国葬に出席する、あるいは出席しないと聞かれた時に答えればいいという話であって。それをあえてこういう形にすると、やっぱりパフォーマンス、あるいはスタンドプレーっていう見え方しても仕方がないなと思いますね」と語った。
 
「政治がらみのニュースではあまり自分の意見を発信しない加藤アナですが、さすがに今回の辻元議員のツイートには黙っていられなかった様子でした。『パフォーマンス』『アピール』と指摘したことに、SNSでは《カトパンが一刀両断してくれた》《加藤アナも言う時は言う》と称賛のコメントが寄せられています」(テレビ誌ライター)

 9月いっぱいで番組を卒業する加藤アナ。残り3週間を切ったが、最後まで自分流のコメントを貫いてほしい。

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