PayPay障害と太陽フレアの因果関係とは 「決済トラブルは来年がピーク」は本当か

 5月15日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」で障害が発生し、およそ3時間ほど決済が利用できずに全国各地で混乱が生じた。今のところ原因は不明だというが、今後また“やむを得ない理由”で決済サービスが利用できない状況になる可能性があるとの見方もある。

「PayPayによると、15日の12時15分頃から同サービスが利用できなくなる障害が発生したといいます。ちょうど昼時だったため、飲食店で食事をしたのに会計できないといったトラブルが相次ぎました。今のところまだ原因は調査中とのことですが、同日には『セブン-イレブン PayPayお買い得市』がスタートしていたこともあり、アクセスが集中したのが原因ではないかともされています」(社会部記者)

 今ではキャッシュレス決済サービスが支払いのメインに使われていたりするため、突然使えなくなったことで肝を冷やした人も多かっただろう。しかし、再びキャッシュレス決済が使えなくなる日がそう遠くないうちにまたやってくる可能性がある。それは太陽フレアによる通信障害によるものだ。11日に日本各地でオーロラが観測されたことが大きな話題となったが、あれは太陽フレアが活発期に入ったことが原因となっている。

「太陽フレアは太陽表面で起こる大爆発のことをいい、およそ11年の周期で活発になるとされています。そして、まさに今その周期に入ろうとしているのです。過去にも太陽フレアの活性化によって停電や通信障害が起きたこともあり、今回の周期のピークは来年訪れると予想されており、人工衛星やGPS、携帯電話などの通信器具に不具合が起こる可能性は十分にある。携帯電話が使えなくなれば、当然キャッシュレス決済も使用不可となるので、キャッシュレス派の人であってもしばらくは現金を持ち歩くようにした方が、突然のトラブルに見舞われても慌てることなく対応できるでしょう」(フリージャーナリスト)

 なんだかんだいっても現金こそが最強なのだ。

(小林洋三)

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