テレビ東京の子供向けバラエティー番組「おはスタ」が、4月1日よりリニューアルされ出演者が大幅に入れ替わった。
これにより、3月まで出演していた日替わり女性アシスタントである「おはガール」が廃止され、代わりに中学生の男女5人で構成された「おはキッズ」が出演するほか、各曜日にレギュラー出演していたお笑い芸人らも全員卒業。なお、MCの声優・木村昴は引き続き出演している。
テレビ誌ライターが解説する。
「番組のファンからは、1997年の番組開始以来アシスタントを務めていた『おはガール』の廃止を残念がる声が殺到しています。『おはガール』は原則、中高生の女性タレントで構成され、過去には平井理央、ベッキー、蒼井優、松岡茉優、平祐奈、原菜乃華、井上咲楽といった面々も在籍。子供番組ながら、大人のアイドルファンらも番組に注目していたのですが…」
「おはガール」廃止には、昨年勃発したある騒動が関連しているのではと、SNS上では騒がれているのだという。
「番組に出演していたお笑いグループ・超新塾のメンバーであるアイクぬわらが23年8月に降板したのですが、その理由について『週刊文春』がアイクが未成年である『おはガール』メンバーを自宅に連れ込んでいたという不適切行動が報じられたのです。アイクは『私は誓って指一本触れておりませんし、23時以降に未成年者と食事をしたり、長時間連れ回すような行為はしておりません』と、連れ込んだことは認めながらも一部否定していましたが、果たして…」(ネットライター)
さらには同じく昨年11月、同番組の月曜レギュラーだったお笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、17年10月から19年3月まで「おはガール」だった奥村皐月と結婚を発表したことも「おはガール」廃止に影響したのではと、このネットライターは言うのだ。
「奥村は現在19歳、岩井は37歳。年齢はほぼ倍ですからね…。年の差婚には批判も多かったのですが、共演したのが奥村が13歳だった頃ですから、色々と勘ぐられても仕方のないところ。こうした背景から、『おはガール』廃止はアイクと岩井の責任だと憤る声が出てしまっているのです」
番組リニューアルの理由について番組関係者は明言していないものの、出演する未成年タレントとお笑い芸人が必要以上に仲良くなってしまうのを警戒したのではといった声が出るのは当然だろう。
「おはガール」の降板により、同番組の視聴者層にも影響が出そうだ。
(石見剣)