【解散】尼神インターは誠子の“美人化”“容姿イジりNG”が邪魔をした女芸人コンビの難しさ

 人気お笑いコンビ「尼神インター」が3月末で解散となった。吉本興業は28日に公式ウェブサイトで「誠子(せいこ、35歳)と渚(なぎさ、39歳)はそれぞれの道を歩んでいくことになりました」と報告。今後については「誠子は当社とのマネジメント契約を終了し、渚は引き続き当社所属のまま活動してまいります」と説明していた。

 近年は誠子が20キロのダイエットに成功し、美人化していると評判になっていたが、一方で相方の渚が話題に上がることはほとんどなく、互いの関係がギクシャクしていたとも言われている。お笑いライターが語る。

「そもそも尼神インターは、渚の誠子への容姿イジりが芸風の一つでしたが、近年は、その容姿イジり自体が完全にNG。さらに誠子の女子力が上がったことでネタにすらならなくなってしまった。もともとプライベートでは一切つるまず、ここ数年、本番中以外は会話どころか目も合わせようともしませんでした。以前から不仲が囁かれていましたが、むしろ今までよく持ったというのが正直な感想です」

 普段から仲の悪いお笑いコンビは決して少なくなく、住所や携帯番号をお互い知らないというのも珍しいわけではない。しかし、女性コンビの場合は互いに嫉妬感情が生まれるのか、一方が持ち上げられると、途端にネガティブな感情が爆発するのだとか。

 不仲が理由で解散したと言われるコンビといえば、隅田美保と馬場園梓の「アジアン」や、中島知子と松嶋尚美の「オセロ」などが挙げられるが、いずれもその後は進む道を別にし、一切の絡みを見せていない。誠子と渚が再び肩を並べる姿は、どうやらもう見ることはなさそうだ。

(ケン高田)

エンタメ