キャサリン妃「写真加工疑惑」大騒動にやっぱり参戦したメーガン妃の常套手段

 昨年のクリスマス礼拝以来、公の場に姿を現していないことから、健康不安説が飛び交っていたキャサリン妃。そんな憶測を払拭すべく、ケンジントン宮殿が「母の日」にウィリアム皇太子が撮影したとされる、キャサリン妃と子ども3人との写真を公開したのは3月10日。

 ところが、この写真を配信したAP通信やロイター通信など複数の通信社が、加工の懸念を理由にこの写真配信を取り消すという事態となり、結果、キャサリン妃が「多くのアマチュアカメラマンと同じく、私も時折、(写真の)編集を試みることがある」として「きのう公開した家族写真が混乱を招いたことについて謝罪したい」と表明。なんとかこれで一件落着するかと思いきや、どうやらこの騒ぎ、まだまだ収まりそうにないようなのだ。

 英国王室に詳しいジャーナリストが語る。

「英国メディアの中には、キャサリン妃が1月に腹部の手術を受けた際、一時的に昏睡状態に陥ったと報じたところもあり、現在はノーフォーク州サンドリンガムにある別邸、アンマーホールでの静養が伝えられるものの、3カ月以上動く映像はおろか、写真1枚配信されていませんでしたからね。そんな中で配信された写真に不自然な加工が施されていたことで、俄然、陰謀論に拍車がかかってしまったというところでしょう」

 英メディアでは連日、この問題を取り上げ専門家におる加工箇所の分析や、「家族写真は何を意味するのか?」といった背景に視点を置いた報道が続いているが、SNS上では「オリジナルの写真を出せ!」といった声も拡大。現状、ケンジントン宮殿側はこれを拒絶し続けていると伝えられるが、そんな中、やはり黙っていられなかったのか、毎度お騒がせな「あの人」のブレーンが米メディアでこの問題についてコメントし、波紋が広がっている。

「米ニューヨークポスト紙の取材に答えたのは、メーガン妃の関係者とされる人物で、同氏いわく『メーガン妃はこのようなミスを絶対に犯さない。なぜなら彼女には鋭い目と細部への異常なまでのこだわりがあるから』として、『もし王子と妃が加工したり修正したりした自分たちや家族の写真を配布していたら、2人は抹殺されていただろう』とコメントしています。実は、かつてヘンリー王子夫妻にも幾度か加工疑惑が報じられたことがあり、2019年に公開したクリスマスカードに映った2人の顔が修正されていると、デイリーメールが大々的に報じ、大騒ぎになったことがありました。ただ、この時は、写真の撮影者で友人の俳優ジャニナ・ガヴァンカーが、自身のインスタに写真を公開。『これがオリジナルの写真だ。デイリーメールへ。加工していない私の画像を加工してくれてありがとう』とコメントし、反論しています。

 さらに、21年9月に発売された『Time』誌で表紙を飾った王子の写真が不自然に髪が増えていると話題になったこともあり、2人ともその辺りにはかなり気を配っているのは事実のようです。とはいえ、メーガン妃も当然、この問題で何か喋れば話題になることはわかっていますからね。彼女の場合、自分が喋るのではなく、側近に自分の意見を喋らせるのがこれまでの常套手段。そう考えると、このコメントも本人談の可能性が高いかもしれませんね」(同)

 キャサリン妃に対し、特別な思いを抱くとされるメーガン妃だが、さて参戦の行方は…。

(灯倫太郎)

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