「ヤバいヤバい」長嶋一茂が中国人観光客の爆買いを警戒も視聴者は「あんたが一番迷惑」

 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が2月9日、金曜コメンテーターを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。「ヤバい、それはヤバいです!」と悲鳴を上げた。

 番組では、明日から始まる中国の春節(旧正月)を特集。春節の大型連休中、日本を訪れる中国人観光客に岐阜や青森が人気であることを伝えた。特集後半では、2泊3日で1人、約311万円の中国人富裕層向けのツアーを紹介。中国では日本酒がブームであることから、ツアーにも有名な日本酒の1つ、獺祭の蔵元の見学も含まれていた。

 日本酒が中国で広まることは蔵元にとってはありがたいはずだが、一茂は「一番困るのは中国の方が日本酒に目をつけたこと」と反対の意見。「僕にとって、非常にヤバくてですね、過去、高級なワインを中国の方がたくさん買って高騰したというのがある。日本も獺祭は有名ですけど、僕は十四代ってお酒が一番好きなんですけど」と理由を明かした。

 一茂が「十四代」と口にした瞬間、コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「あ、僕もだ!」と声を上げた。どうやら2人とも十四代が大好きなようだ。一茂は「そこに目をつけられると飲めなくなる、十四代が」と困り顔。ゲスト出演した中国の社会情勢に詳しいフリージャーナリストが中国でも十四代が人気であることを伝えると、「ヤバい、ヤバい、それはヤバいです。5年後、10年後、俺らが飲めなくなる。今も(品薄で)飲めないけど」と危機感を募らせた。

「十四代は山形県の高木酒造は製造している日本酒で、入手困難なことから『幻の日本酒』とも呼ばれ、定価の何倍もの価格で取引されています。中国人富裕層が目をつければ、さらなる高値も予想されますが、ネット上では《長嶋さんと玉川さんが十四代、十四代と叫んでいましたが、中国の富裕層よりあなた方がテレビで連呼するから値上がりする》と迷惑がる声もありました。一茂さんと玉川氏は自らの首を絞めるような発言をしたかもしれません」(グルメ誌ライター)

 十四代好きにとっては、余計な発言だったかも。

(石田英明)

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