「めざまし8」谷原章介、新幹線架線トラブル発言が物議「なぜ、これだけ時間がかかったのか」

 俳優の谷原章介が1月24日、メインキャスターを務める「めざまし8」(フジテレビ系)に出演。架線トラブルの影響で運休した新幹線の復旧作業について、「なぜ、これだけ時間がかかったのか」と発言し、物議を醸した。

 東北・北陸・上越の各新幹線は1月23日、架線トラブルの影響により一部区間で終日、運転を見合わせた。JR東日本は計283本が運休し、約12万人の乗客に影響が出たと発表。同日から復旧作業が開始され、24日は一部を除き始発から通常運転している。

 番組では、専門家として鉄道ジャーナリストをゲストに迎え、新幹線の架線トラブルを取り上げた。谷原はトラブルが起きた当日に復旧できなかったことを疑問に思ったのか、「復旧までかなりの時間がかかって、12万人の皆さんに影響が出た。なぜ、これだけ時間がかかったのか」と質問。

 専門家は列車に電力を供給する架線が垂れ下がったところに新幹線が進入したことで停電したといい、立ち往生した複数の新幹線から乗客を救出するために時間が必要だったことが1つの原因だと説明。それに加え、垂れ下がった架線を張り直し、止まってしまった新幹線を動かすことに時間がかかったと話した。

 早急に復旧することは望ましいが、何よりも優先すべきは〝安全〟だ。停電の影響が東北・北陸・上越新幹線と広範囲に出たことを踏まえても、復旧にある程度の時間がかかることは理解できるはずだ。

「それでも復旧までの〝時間〟を問題視する谷原には、ネット上でも《1日で復旧できて良かった。なんだ?谷原の言い方は?》《なぜ時間がかかったか。谷原よ、修理やってみなよ》などと呆れる声が上がりました。また、復旧作業中に作業員2人が巻き込まれる事故も起こりました。内、1人は重傷です。懸命な復旧作業の中、ケガ人も出ているのに、殊更時間がかかったと疑問視するのは作業をする方々への配慮も欠けていたでしょう」(芸能記者)

 MCは視聴者の疑問を代弁するのも仕事だが、今回の追及は大ハズレだったようだ。

(石田英明)

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