「家康」最終回直前に激震!大河ドラマ出演者が「薬物逮捕」再放送も危ないNHKの受難

 NHKに激震が走った。2023年の大河ドラマ「どうする家康」に出演した俳優・村杉蝉之介容疑者が12月11日、規制薬物を譲り受けたとして、麻薬特例法違反の疑いで福島県警に逮捕された。

 報道によると、22年11月上旬~23年1月中旬頃にかけて、複数回にわたって大麻などの規制薬物を譲り受けた疑いで逮捕されたという。村杉容疑者はインターネットで知り合った売人とSNSで連絡を取り、薬物はレターパックで受け取っていたとして、容疑を認めている。

 村杉容疑者は劇団「大人計画」に所属。NHK大河ドラマでは「どうする家康」のほか、「平清盛」「いだてん~東京オリムピック噺~」にも出演。連続テレビ小説「純情きらり」「あまちゃん」にも出演していた。また、宮藤官九郎、阿部サダヲ、皆川猿時らとパンクコントバンド・グループ魂を組み、バイト君の名でリーダーを担当。05年には「NHK紅白歌合戦」に出場した。

 村杉容疑者の逮捕を受けて、NHKは同日、「事実関係を確認した上で、適切に対応します」とコメントしているが、それにしても大河ドラマ出演者の薬物トラブルが後を絶たない。

「23年6月には自宅で大麻を所持していたとして、俳優の永山絢斗が大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。永山は24年放送の大河ドラマ『光る君へ』に出演予定でしたが、所属事務所から辞退が伝えられました。19年の『いだてん~東京オリムピック噺~』では、ミュージシャンで俳優のピエール瀧がコカインを摂取したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕され、降板。20年の『麒麟がくる』では、女優の沢尻エリカが合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法の疑いで逮捕され、降板しました。NHKは受難としか言いようがありません。ピエール瀧は23年12月に福島で先行上映される映画『水平線』、沢尻は24年2月の舞台『欲望という名の電車』で復帰しますが、ともに地上波出演の話は届いていません。永山もそうですが、村杉の本格復帰も遠い先の話です」(芸能記者)

 偶然とはいえ、こうも続けば「大河ドラマ」を「大麻ドラマ」と聞き違えそうだ。

(石田英明)

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