タレントの上沼恵美子(68)が12月10日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演。産婦人科で大事な部位を検診する際に使う「内診台」を茶化すような発言を繰り返し、一部視聴者から批判の声があがった。
この日の放送では、タレントの指原莉乃が告白した「卵子凍結」の話題をメイントピックに「イマドキ女性の妊娠・育児事情」を取り上げた。「卵子凍結」に関しては、この日ゲスト出演したモデルのダレノガレ明美(33)も密かに検討しているようで「やっておくと、ちょっと安心の材料になるかな」「いつお相手が見つかるかも分からないし…」と、意欲を見せた。そんなダレノガレに上沼は「やっぱり“イマ”やね~、今の時代やね」と感心していたが、この後上沼は今の時代にそぐわない発言を連発してしまう。
妊娠や育児にまつわるトークが続く中、上沼はダレノガレに「産婦人科行ったことある? 内診とかやった事ある?」と質問。「あります」と答えたダレノガレに対し、上沼は大きな身振り手振りで内診台に座る体勢を再現しながら「股を(開いて、脚を)こっちとこっちに、台に乗っけて、ココをすっぽんぽんで…イヤ~ン!」と、ダレノガレを指さしながら茶化した。これにダレノガレは「恥ずかしいですよね」と、笑って大人な対応。上沼の内診台トークはまだ続き、「ここにカーテンが降りてくるの、先生の顔が見えないように。で、こう脚(を開く)でしょ。なかなか診てくれなくて、前を誰か通ってるんやろね、スースーするねん。先生以外も通ってるねん、誰通ってんねん!ずっと眺めていっとるん違うか? 凄い嫌でした」と語った。
ダレノガレはこのエピソードに対し「私は、女医さんです。(スタッフが)みんな女性の所に行ってます」と応じると、上沼は「女医さんでも4、5人通られてみ? 嫌なもんやで」とスタジオの笑いを誘ったが、最後には「でも行っとかないとダメよ。子宮ガンってありますからね」と検診の必要性を説いた。
「婦人科検診を経験した事のある女性なら、思わず“あるある”と頷いてしまうエピソードでスタジオを沸かせた上沼ですが、一連のトークに違和感を覚えた視聴者もチラホラ。ネット上では《内診を受けた女性タレントに『イヤーン』って…アナクロ思考すぎる》《医療行為なのに恥ずかしい恥ずかしいって、茶化すべきじゃない》などといった書き込みが見受けられました。内診台に関しては、今年初めに“性教育ユーチューバー”の男性が不適切コメントとともに内診台をネタにするような動画を投稿したところ、批判が殺到し炎上。“ネタにしてはいけない”という認識が広がっています。上沼の内診台エピソードも、長年出演番組などで披露している鉄板ネタではありますが、昨今の視聴者にとっては笑えないモノになっているようです」(芸能誌ライター)
「イマドキ女性の妊娠・育児事情」というタイトルの特集だったが、“イマドキ”とは程遠い内容のトークに視聴者がガッカリするのも無理はない。上沼のトーク内容もアップデートが必要かも。
(浜野ふみ)