タレントの上沼恵美子が、3月30日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)で、ショーン川上氏の復帰について触れ、同番組出演を歓迎した。
2016年に経歴詐称騒動で表舞台から姿を消した経営コンサルタントの“ショーンK”ことショーン川上氏。今年3月初旬、4月に千葉で行われる講演会に登壇することが報じられ話題になった。
番組では9年前の騒動を紹介。当時は「とくダネ!」(フジテレビ)「報道ステーション」(テレビ朝日)やラジオなど多数のメディアに出演し、かなりの売れっ子だった。しかし週刊文春によって学歴・経歴詐称が報じられると、ラジオ番組で嗚咽しながら謝罪し、全番組を降板。上沼は「ちょっとカッコ悪かったね。ショーンさんね。男前やけどカッコ悪いわ」と振り返った。
4月24日に千葉・君津市民文化ホールで開催される講演は定員400人、チケット1000円で即完売。上沼は「見たい。私やったら行く。1000円やろ。行く、行く。ちょっと見たいやん。女はね、男前に弱いから」と興味津々。
騒動前は経営コンサルタントとして300社を手掛けていたのが、現在720社に増加。メディアには出ないものの、着実に実績を積み上げていると説明されると、高田純次が「この番組に出てもらうっていうのはお嬢さん、どうですか?」と上沼に問いかけ、上沼は「いいですね。ショーンKさん、いらしてください。来ていただこうね。喜ばはんの違う?」と歓迎。さらに「良かったですやん。悪いことしはったけど、泣きながら“すんませんでした”って言うたわけやから、認めたわけやから。何しゃべんのかな? 講演会、聞きたいな。まあいいんじゃない。男前やから。千葉県の講演会、応援してます!」とエールを送った。
やらかし芸能人がバラエティー番組に出演し、お笑いタレントにいじられることで“禊”にするのはよくあること。かつて、大みそか恒例の特番「笑ってはいけない」シリーズ(日本テレビ系)に不倫報道で世間を騒がせた袴田吉彦、原田龍二が出演したのは、その典型だろう。
上沼がどこまで本気かはわからないが、もしショーン氏が地上波復帰を狙うなら、この番組に出演するのもありかもしれない。
(鈴木十朗)