そればかりか業界に立ち込める圧力は、犯罪行為に走らせることもあるのだ。
「18年、芸能人や財界著名人が集まるソウルのクラブで暴行事件が発生。この事件をきっかけにウリや盗み撮り、賄賂など様々な犯罪の温床となった『バーニング・サン事件』が発覚しました。さらにそこには、Kポップ界一の人気を誇るBIGBANGのメンバーのV・I(32)が関わっていたため、政財界をも巻き込む大騒動になりました。その後、V・Iは裁判で有罪。今年1月まで懲役1年6カ月の実刑を食らっています」(芸能関係者)
アイドルを犯罪者に変えてしまうほど、業が深いのがKポップなのか……。
さらには韓国内でアイドル業界を盛り上げる一端となったオーディション番組「PRODUCE48」で不正が明らかになっている。
「日韓混成グループのIZ*ONEのメンバーを決める最終審査で投票数を操作していたことが発覚した。結果として、韓国警察が捜査に乗り出し、プロデューサーを家宅捜索の上、逮捕。裁判でプロデューサーは投票の操作を行っていたことを認めた上、ピンク店で数十回にわたり接待を受けていたことまでが明らかになった。背後には日韓のアイドルの比率、事務所の利権などを優先させるなど“大人の事情”があったのでしょう。アイドルの実力と純粋なファンを裏切る不正は絶対に許せるものではない」(芸能ライター)
20年、男性アイドルグループBTSの「Dynamite」が米ビルボード1位を獲得するなど今や世界制覇を遂げ、右肩上がりのKポップ。紅白最多出場の裏で、激しく腰をくねり踊る美少女たちは笑顔の下でナニを思うのか。