次の選挙は岸田総理では勝てない。そんな自民党内の声を受けて「ポスト岸田」に急浮上したのが上川陽子外相。報道各社の調査で、支持率が過去最低を更新し続ける岸田内閣の救世主となるか。
11月28日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」では「ポスト岸田」として脚光を集める上川氏について、元衆院議員の金子恵美氏が詳しく解説。堅実で面倒見が良いと人柄を評した金子氏は「姉御肌なところがある方なんですけど、そういう権力闘争、永田町のそういうのは無縁というか、好きではない。ガツガツ行くタイプの方ではないんですが、党内からは、次の選挙を考えた時に、岸田さんで選挙戦うのは厳しいなと思っているから、国民受けするとというか、女性だし…」と期待感の高まりを伝えながらも、上川氏が岸田派に属することから、派閥内のまとまりに懸念を示していた。
その後のトークでも、上川氏を「堅実」「ガツガツしていない」と称賛していた金子氏。話題が上川氏のショートな髪型に移ると、「女性議員、ショートカットの方多いかなっていうところで、仕事をするうえで、キリッと見せたいっていう意識を持ってやってる方もいらっしゃる」として、金子氏自身も地方議員から国会議員になった際に髪を短くしたのは、「なめられないように」と強さをアピールしたい意図があったと明かした。
MCのふかわりょうが「欧米なんて女性議員、ぜんぜん長い髪で。ねえ?」と述べると、金子氏は加藤鮎子こども政策相を例にあげて、長い髪の女性議員も増えていると指摘し、こうコメントした。
「ショートカットで、白いスーツで襟立ててるやつは信用しちゃいけない」
金子氏の“毒舌”にスタジオは大盛り上がり。共演者も思わず「私怨を感じる」と反応していた。
「ショートカットで襟を立てた白いスーツと聞いて真っ先に思い浮かぶのは立憲民主党の蓮舫議員。金子氏と蓮舫議員といえば昨年、旧統一教会の関係者がボランティアとして選挙に関わっていた問題で意見が対立。『1人1人の身体検査は難しい』とする金子氏に対して、蓮舫議員が旧Twitter上で『ボランティアの方々の管理は当然行います』と反論し、論戦はヒートアップ。金子氏がレギュラー出演するTBS系情報番組『ゴゴスマ』でも大きく取り上げられました。今回、蓮舫議員の名前を出さなかったものの、2人の因縁を知っているスタジオの出演者はかなりヒヤリとしたことでしょう」(メディア誌ライター)
金子氏が言う、信用してはいけない女性議員とは誰だったのか。話の続きが聞きたいものだ。