「まじでかい」「事務所NG」久保建英がSNSで見せた切り返し技術

 10月21日に行われた古巣マジョルカ戦では途中出場ながら見事なアシストを決め、今シーズン6度目のマンオブザマッチを受賞したレアル・ソシエダの久保建英。9月は日本人初となるリーガ・エスパニョーラ月間MVPに輝き、日本代表としても9月のドイツ戦では2アシスト、13日のチュニジア戦でも1アシストと今や森保ジャパンの中軸を担っている。

 チュニジアとの試合終了後、久保はスタンドのファンに向けてボールを蹴り込んだ画像をインスタグラムにアップ。すると、「でかーーい」と投稿したFW伊東純也には「まじでかいっす!」と即レスし、「俺と撮らんでいいん?」とコメントしたMF守田英正には「事務所NGです」とドリブルのような絶妙な切り返しを披露していた。

 さらに「前の人にめっちゃ土飛んでだよ」とツッコむDF橋岡大樹には「それはごめんなさい」と茶目っ気たっぷりに返し、他にも右SB菅原由勢やMF田中碧、DF谷口彰悟など代表のチームメイトとやりとりをしている。

「非公開の鍵付きアカウントならともかく、一般のファンが目にするアカウントでここまでプライベート感丸出しのやりとりを行うのはサッカー選手としては異例です。でも、お喋り好きでイジられキャラの久保選手は日本代表のムードメーカー。彼の人柄とチームメイトとの良好な関係がよく分かり、サポーターからも好評です」(サッカー専門誌編集者)

 ちなみに久保のインスタグラムのフォロワー数は145.4万人(※24日現在)。三笘薫や長友佑都、本田圭佑などを抑え、日本人サッカー選手では香川真司に次いで堂々の2位だ。

「基本的に有名人のSNSは投稿だけでコメントを返さない人が多いため、自由に使いこなしている感じが新鮮に映るんでしょうね。実際、ネット上でサッカー選手のSNSは『コメントが真面目すぎて面白味に欠ける』なんて言われているため、久保選手のような使い方をする選手が増えると、サッカーファンの拡大につながるかもしれませんね」(同)

 代表の若きエースは、ピッチの上だけでなくSNS上でもチームメイトと見事な連携を見せていたようだ。

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