米国防総省「UFOサイト」が公表!日本海側と西日本は「UFOのホットスポット」だって

 7月末にUFO(未確認飛行物体)と思われる映像を公開した米国防総省が、8月31日、今度はUFOを含むUAP(未確認空中現象)の目撃映像などに関連する情報を一般に公開するウェブサイトを設立し、話題になっている。

 今回開設された同省のAARO(全領域異常対策室)専用サイトには、過去に米軍機が捉えたUAP映像のほか、連邦議会に提出されたUFO及びUAPに関する報告書や議会議事録なども公開されている。さらには、過去にUAPが多く目撃されている「ホットスポット」の情報もあるのだ。

 そして、そのホットスポットの中には、日本海周辺や西日本も含まれており、日本のUFOマニアが歓喜しているという。都内在住のUFO研究家が解説する。

「日本でもUFOに関する目撃談は多々あり、中でも福島市の南西部に位置する千貫森周辺は、古来から多数のUFOが目撃されるエリアです。『UFOの里』と呼ばれてマニアが多く訪れていますね。また、岐阜県高山市や東京都の明治神宮なども、UFOがしばしば目撃される場所として人気が高い。そんな中、近年、間違いなくUFOが現れる、として人気のスポットが原発施設なんです」

 この研究家によれば、核施設や発電所付近がUFOの集まる「ホットスポット」であることはマニアの間ではよく知られる話で、1986年に発生した旧ソビエト連邦の「チェルノブイリ原子力発電所事故」の際も、UFOが飛来し写真に撮られていたとして話題になったのだという。

「東京電力福島第一原子力発電所での事故後も、SNS上には原発上空でUFOを見た、という動画が相次いで投稿され、《宇宙人が放射能を調べに来たのではないのか》といった書き込みも続出しました。もちろん、真相は不明ですが、原発とUFOとの関係を唱える研究家は少なくないんです」

 8月2日現在、日本で運転中の原子力発電所は、福井県の美浜、大飯、高浜原発をはじめとして、愛媛県の伊方原発、佐賀県の玄海原発、鹿児島県の川内原発で、確かに日本海側と西日本に点在している。

「つまり、西日本と日本海側にUFOの目撃情報が多いのは、そういった理由が考えられるのではないかということです。今回、国防総省が開設した専用サイトは、現職や退職した軍人、政府職員からの情報提供も受け付ける、としていますから、原発とUFOの関係もさらに明らかになるかもしれません」

 ちなみに、サイト内の「よくある質問」コーナーには、UAPとしての報告が多い物体の例として、気球やドローン、人工衛星などが挙げられている。そして、「地球外の技術の存在を示す証拠はない」と、地球外生命体については否定的なスタンスを取ったままだ。

 とはいえ、今後このサイトに「地球外の技術」を示す超弩級の情報がもたらされるかもしれず…UFOマニアの期待は膨らむばかりだ。

(灯倫太郎)

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