ウーマン村本が“マスコミの問題点”に苦言を呈すも大量の「返り討ち」

 お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔が2月18日、自身のツイッターアカウントを更新し、マスコミの報道姿勢に対して苦言を呈している。

 村本は、2011年の東日本大震災で被害を受けた福島県の浪江町の現状や、同町が誇る海の幸を居酒屋で堪能したことを報告するなど、連日にわたって浪江町に関するツイートを投稿。しかし、12日に投稿していた「浪江町で21時以降の遅くまで空いてる飲み屋さんありますか?あと宿も。知ってる方いたらインスタのDMください。自分の町がなくなることへの話が聞きたい」とのツイートが炎上したことに関し、「ネットニュースも叩かれやすいネガティブなおれの話は記事にするけど本当に知らないといけない浪江のこの話は無視するんでしょ。辺野古の話も、芸能人が政治的な発言ありかなしか、にすり替えるぐらいだから。今回も原発被害の町の話を村本最低話にすり替える。村本をみて浪江をみない」とつぶやき、マスコミの報じ方に異議を唱えた。

 さらに、18日にも「100円のコーヒーカップに150円のカフェラテ注いだニュースやるなら、被災地取り上げろ」とツイート。コンビニ業界を悩ませる客の不正行為についてのニュースよりも、被災地に関する報道を優先すべきとの見解を示している。

「浪江町を含む被災地についてのニュースと、コンビニが被る不正被害のニュースを比較し、優先して報じるべきニュースは前者であるとの主張には一定の賛同と理解も集まりましたが、報道番組の多様性やバランスを重視する意見も多く、『世の中には大小様々なニュースがあるんだよ。浪江町のことは大問題だけど、報道はいろいろあって良いと思うよ』『カフェラテの問題は多くのコンビニが直面する大問題だよ。値段の大小でしか物事を見ない近視眼的な方には理解できないでしょうが』『浪江の問題も、カフェラテの問題も、当事者の人達にとっては死活問題であることにかわりはない』との指摘がネット上に続々と寄せられています。村本の気持ちは分かりますが、世の中には“日本人が知るべき重大な情報”が溢れていますからね」(テレビ誌ライター)

 村本が望むニュースばかりが報じられるのも、また偏向報道と突っ込まれて致し方ないのかもしれない。

(木村慎吾)

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