「お金あるの?」NY移住報告のウーマン村本にあまりにも失敬な心配の声

 米国のビザが取得できたこと、年末年始には渡米してニューヨークに移住することをインスタグラムで発表したお笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔。「とりあえず年末か来年から3年間!!ニューヨーク!!!」と喜びを表したが、ネット上では《物価高いけど大丈夫?》《テレビでほとんど見ないけど、ニューヨークで暮らせるほどお金あるの?》《3年は持たないでしょ》などと心配する、いささか失礼なコメントが多数寄せられている。

 そうした声を裏付けるように、国際人材コンサルティング会社「ECA International」が発表した「外国人駐在員にとって物価の高い都市ランキング2023年度版」によると、ニューヨークは堂々の1位。また、米国の地域経済調査機関「C2ER」では、米国内271都市の住居費や食費など各項目の物価を比較したところ、ニューヨーク州マンハッタンの今年1~3月の消費者物価指数が同国の平均の2倍をはるかに超える222%だったとしている。
 
「17年にピースの綾部祐二がニューヨークに移住した際にも同様の声が上がりましたが、それでも当時はここまで物価は高くなかった。現在は円安の影響もあって日本人にとっては倍以上の感覚です。アメリカの中間層でも生活できる街ではありません」(エンタメ誌ライター)

 しかも、村本は「THE MANZAI 2013」のチャンピオンながら、ここ数年はテレビのレギュラー番組はゼロ。現在は舞台中心の活動で、19年には相方の中川パラダイスがツイッターで「仕事がありません」と投稿し、ネットニュースで取り上げられたこともあった。
 
「村本はSNSでも漫才ネタでも堂々と政治批判をし、風刺のきいたピンでのスタンダップコメディは評価されていますが、テレビ向きではありません。この芸風がアメリカでウケるか以前に、話芸なので言葉の壁は相当高い。それに米国移住時にいちばん必要なのはお金です。日本でもテレビの仕事が少ない以上、収入はそこまで多くなかったでしょうから、早い時期に仕事にありつけるのか、そこは心配ですね」(前出・ライター)

 ニューヨークではこうした外野の声を蹴散らすような活躍に期待したい。

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