ウーマン村本、「新潟の行政はクソ」発言はポジショントークの極み

 その言動でなにかとお騒がせなウーマンラッシュアワーの村本大輔が、今度は新潟県に噛みついた。村本は6月5日、新潟県の花角英世知事が“国民文化祭”のサポーターにNGT48を起用しないと表明したことについて、「利用価値があるかどうか、で使う使わない決めるのは損得感情のみの卑しく浅ましい考え」と批判のツイートだ。

 続けて、「新潟に貢献してきた、それで助けてもらったこともあるなら、いま困ってるNGTを助けるのも応援するのも新潟だろ、とおれは思う」との自説を披露。その上で、「新潟の街は好きだけど行政はクソだな」と県の対応を厳しく批判した。この発言について週刊誌記者が指摘する。

「世間の反応は批判一色で、まさに袋叩き状態。普段の村本なら“沖縄独立”などどんなに過激な発言を繰り出しても一定の支持を集めますが、今回はさすがに無理が過ぎたようです。そもそもNGT48(AKS)という私企業を税金で助けろというのは地方自治の否定につながりかねず、誰からも支持されないのは当然でしょう。いくら逆張りが得意な村本とはいえ、今回ばかりは“頓痴気発言”と断じざるを得ませんね」

 それにしても、村本がここまで新潟県を批判する意図は何なのか。週刊誌の記者が続ける。

「村本はウーマンラッシュアワーとして16年6月から『AKBINGO!』(日本テレビ系)の2代目MCを務めており、軽妙なMC術はファンにも好評。番組では様々な個性を持つ女性アイドルたちを上手くあしらいつつ、隠れた魅力を引き出す手腕が高く評価されています。その立場ゆえに村本は、なにがなんでもNGT48側に立つと決めたのかもしれません。しかしアイドルたちを擁護することと、新潟県をディスることが、同一線上にないのは明らか。NGT48を応援するならむしろ、新潟県の対応に理解を示しつつ『来年こそはまたサポーターにしてください!』とアピールするべきでした。今回は村本なりのポジショントークだったのでしょうが、残念ながらその判断は誤りだったと言わざるを得ないでしょう」

 ポジショントークをしたつもりが、すべてから孤立したポジションに陥っていたようだ。

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