「Amazonプライム」年会費が5900円に…世界基準では激安だった

 アマゾンジャパンは8月10日、有料会員サービス「Amazonプライム」の年会費を1,000円値上げして5,900円にすると発表した。この発表を受けて、ネット上では《解約します!》といったコメントも寄せられているが、果たして年会費5900円は高いのだろうか?それとも安いのだろうか?

 同サービスが値上げされるのは4年ぶりで、年会費はこれまでの4,900円から5900円に、月ごとの支払いの場合は500円から600円に値上げされる。また、学生向けプランの「Prime Student」も2450円から2950円に値上げされ、月ごとでは250円から300円となる。今回の値上げは配送ドライバーが不足する物流の2024年問題が影響していると見られており、新規会員は8月24日から、既存会員は9月24日以降の更新から新料金が適用される。

「Amazonプライムの値上げで継続しようか悩んでいる人も少なくないようですが、年会費が5900円になったとしてもサービス内容に比べて価格は圧倒的に安いと言えるでしょう。映画やTV番組が見放題のPrime Videoや1億曲をシャッフル再生で楽しめるAmazon Music Prime、写真を容量無制限で保存できるAmazon Photos、無料配送特典やプライム会員限定の先行タイムセールなど数多くのサービスが使えてこの値段ですからね。たとえば、動画配信サービス『NETFLIX』の広告付きプランが月額790円で、音楽ストリーミングサービス『Spotify』のスタンダードプランが月額980円ですから、いかに安いかがわかるでしょう」(ITジャーナリスト)

 Amazonプライムのアメリカでの年会費139ドル(約1万9000円)や、イギリスでの年会費95ポンド(約1万7000円)と比較しても日本の年会費はおよそ3分の1程度と、世界基準では激安だった。なぜ、こんなにも安い価格に設定されているのだろうか?

「8月15日には月額880円で利用できた『Amazon Music Unlimited』の値上げが発表されましたが、値上げ幅は月額100円。非常に小幅な値上げとなりました。日本人の平均賃金なども考慮しての措置なのかもしれません」(前出・ITジャーナリスト)

 日本ではまだしばらくの間、格安料金でAmazonプライムを利用できそうだ。

(小林洋三)

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