フジテレビは6月21日、今秋スタートのドラマ「パリピ孔明」(フジテレビ系)に女優の上白石萌歌が出演することを発表した。これまでとは違った上白石を見られそうだ。
同ドラマは、主演の向井理が演じる名軍師・諸葛孔明が中国の三国時代から現代へ転生し、上白石扮する歌手を目指す少女を成功に導く音楽青春コメディー。役作りのために上白石は人生で初めて髪をブリーチし、金髪に変身。金髪の自分を鏡で見たとき、「自然と〝イェーイ!〟」と声が漏れたという。
上白石は2011年、「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得。12年にドラマ「分身」(WOWOW)で女優デビュー。18年放送の「義母と娘のブルース」(TBS系)、22年放送の「ちむどんどん」(NHK)などの話題作に出演。姉の上白石萌音とともに清純派女優として知られている。
私生活では、仕事も勉強も中途半端にしたくないという気持ちから高校は進学校に入学。その後、明治学院大学に進学し、卒業している。21年12月放送のラジオ番組「#LOVEFAV」(J-WAVE)では、中学1年生のときから日記をつけていることを告白。「私はいちばん家族に読まれていることを恐れています。絶対、人に読まれたくないので、死ぬ前は必ず燃やすと決めている」と言い、赤裸々に綴っているようだ。
「地味な印象を受ける上白石ですが、そのぶん、『パリピ孔明』の金髪はギャップがあり、インパクトは大です。金髪といえば、4月期ドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系)で主演した小芝風花にも驚かされました。上白石同様、黒髪で清楚なイメージでしたが、役柄に合わせた金髪とラジオパーソナリティーでのマシンガントークは女優としての新境地を開いたと評判です。金髪で歌う姿が上白石の新たな魅力となり、ファンを増やす可能性は大いにありますね」(芸能記者)
金髪での演技が今から楽しみだ。
(石田英明)