女優の浜辺美波が9月30日、ツイッターを更新。2023年3月公開予定の映画「シン・仮面ライダー」に緑川ルリ子役として出演することを報告した。
同作は、庵野秀明氏が監督・脚本を務める特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの新作劇場版。同日、都内で行われた「シン・仮面ライダー対庵野秀明展」合同記者会見で、仮面ライダーに変身する主人公の本郷猛を俳優の池松壮亮、ヒロインの緑川ルリ子を浜辺が演じることが発表された。
合同記者会見では、庵野監督と池松、浜辺が登壇。庵野監督は浜辺を緑川ルリ子役にキャスティングした理由について、「ヒロインをどうしようかと思ったとき、会社に東宝のカレンダーが貼ってあるんですよ。ちょうど、その月が浜辺さん。この子、いいや!と。だから、カレンダーで決めました」と明かした。
浜辺は、所属する東宝芸能の親会社の東宝が出したカレンダーのおかげでヒロインの座をゲット。東宝の今年のカレンダーを見ると、8月が浜辺。庵野監督は8月にヒロイン役の女優を決定したことになる。でも、もう少し早く決めることになっていたら……。
「カレンダーの7月は女優でモデルの山崎紘菜でした。実は山崎、20年12月公開の映画『劇場版 仮面ライダーゼロワン』に出演。俳優の高橋文哉演じる主人公の飛電或人と出会う研究員の役を演じています。当然、『仮面ライダー』には思い入れがあるはずです。もし庵野監督が7月にヒロインを決めようとしてカレンダーを見ていたら、山崎になっていた可能性も否定できません。そう思うだけでも、山崎は相当悔しいでしょう。ちなみにカレンダーの9月は女優の上白石萌歌。9月に決めていたら上白石の可能性もありました。上白石も惜しかったとガッカリしているのではないでしょうか」(芸能記者)
浜辺には山崎と上白石の分も頑張ってほしいものだ。
(石田英明)