大手宅配ピザチェーン「ピザハット」のロゴの“ハット”が帽子ではなかったことが判明し、《そうだったのか!》とネット上では大きな話題となっている。
「事の発端は8月5日、カー用品大手のイエローハットが公式ツイッターで『社名の“ハット”つながりで8月10日の“ハットの日”なにかやりませんか?』と、ピザハットに呼びかけたことでした。するとピザハットも『イエローハットさん、お声がけありがとうございます!いいですね!!ぜひぜひ、やりましょう〜♪』と交渉が成立したのです」(ネットウオッチャー)
こうして一度はコラボすることが決まったのだが、そこでピザハット側から「イエローさん大変申し上げにくいのですが、弊社の“ハット”は小屋の“hut”で帽子の“hat”じゃないんです」との指摘が入り、帽子のようなマークも小屋だったことが判明。“ハットの日”企画が頓挫(8月6日現在)するとともに、ネット上で驚きの声があがったのだ。
「ロゴをよく見れば分かるように、“ハット”はhatではなくhut。これはアメリカで初オープンする際に看板スペースに限りがある状況のなか、建物の屋根が山小屋に似ていたためにPizzaの他にhutの3文字のみを入れ込んだといういきさつがあります。企業ロゴには他にも、リンゴがサクランボと間違われないためにかじった跡を付けたアップル社のものや、aからzまで矢印を指すことで全てが揃うことを意味するアマゾンなど、思わず納得させられるものが多くあります」(経済誌記者)
意外な企業ロゴのルーツ、調べてみると面白いかも。
(小林洋三)