讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」を展開するはなまると、ハウス食品のコラボが実現。8月2日から都内3店舗の「はなまるうどん」が、コラボメニューの「チーズキーマカレーうどん」を期間限定で販売する。
同商品は、ハウス食品のレトルトカレー「カリー屋カレー」が誕生20年を迎えるのを記念して誕生。29種類のスパイスと鶏ひき肉を煮込み、刻みしょうがで仕上げた「カリー屋キーマカレー」と、はなまるうどんの食物繊維麺、そして特製チーズソースで仕上げた。まろやかな味わいが特徴だという。
販売店は、都内のはなまるうどん(御茶ノ水明大通り店・神保町店・渋谷公園通り店)の3店舗で期間限定だ。価格は中サイズが690円、小サイズが590円(いずれも税別)。
一方、食品メーカーとファストフードチェーンのコラボも注目を集めている。「ベビースターラーメン」で知られるおやつカンパニーとロッテリアがコラボを実現。7月11日から8月下旬までの期間限定で「ベビースターラーメンふるポテ(チキン風味)」(340円税込)を全国の店舗で販売する(一部の店舗を除く)。
同商品は、今年で60周年を迎えた「ベビースターラーメン チキン味」の特徴であるチキンと野菜の旨味をフレンチフライに再現しただけなく、「ベビースターラーメン チキン味」そのものも入っており、新感覚の食感を楽しめる。
「複数の企業が共同で行う“コラボレーション・マーケティング”は、メディアで取り上げられることもあり、宣伝効果が期待できます。ツイッターなどのSNSで拡散していけば、費用をかけずにPRもできる。その意味では、とても有益なマーケティング戦略だといえます。しかも、食品メーカーと外食・ファストフードチェーンなどは、ともに食品を扱っている関係でコラボしやすいという強みもあります。今後も、食に関した、趣向を凝らしたコラボが登場しそうですね」(フード誌ライター)
次はどんな商品が登場するのか。
(石田英明)