そのプロ意識の高さを全野球ファンが称賛!?
石原さとみが7月29日、東京ドームで開催された「サントリー ドリームマッチ 2019」の始球式に登場。読売ジャイアンツなどで活躍した岡島秀樹氏を真似たノールック投法を披露して、会場を沸かせた。
同イベントは日本球界を牽引した往年の名選手たちが2チームに分かれて、熱戦を繰り広げる夢の球宴で、石原さとみが始球式を担当するのは6年連続6回目のこと。
石原は初始球式の14年に利き腕とは逆の左投げ投法を披露すると、15年はマサカリ投法、16年はトルネード投法、17年はサブマリン投法、18年は二段モーション投法と毎年違った投球フォームを披露。
今年はワインドアップで振りかぶると打者を全く見ないフォームで投球し、見事にノーバンでキャッチャーミットに収まっている。昨年はノーバン投球とならなかっただけに、ノーバンに成功した今回は投げ終わると、試合前に直々に指導してくれた岡島氏の元へ嬉しそうに駆け寄り、ハグをしていた。
そんな石原だが、始球式前のオープニングセレモニーでは「今年も筋肉痛になりながら頑張っていますので良いスタートが切れるように頑張りたいと思います」と話していたように、この日のために数日前から入念に基礎体力作りに取り組んでいたようだ。
そんな石原の頑張りに世間からも《毎回ファンを喜ばせるサービス精神は立派》《話題になる工夫を頑張っていて、すごいと思う》《さすが女優。なんでも貪欲に演じようとする気迫が凄い》などと、絶賛の声が続出している。
「アンケートをとって、投球フォームを決定するなど、とにかくファンを喜ばせようという意識を優先している石原は、投球フォーム以外にもちょっとした工夫を盛り込んでいます。昨年は横浜DeNAベイスターズの『ハマの番長』こと三浦大輔氏の二段モーションを披露していましたが、ヘアスタイルも三浦氏のリーゼントヘアを意識していました。今回も投球前にはマウンドを自分が投げやすいように足でならしたり、手を横に動かし、捕手のしゃがむ位置に指示を出す動作を見せたりと、それっぽさも演出しているのはさすがですね」(エンタメ誌ライター)
始球式後には「(始球式を)6年やると、ここがポイントだというのが分かった。今度から傾斜を使って練習したいです」と話すなど、その向上心も半端ない。
もはや披露する変則フォームが残っていないように思えるが、おそらく次回登板した時には、またイベントを盛り上げる何かを仕込んでくれることだろう。
(本多ヒロシ)