石原さとみ、始球式で斎藤雅樹のサイドスローを完コピで称賛の嵐

 ファンを楽しませたいというプロ意識はさすが!

 石原さとみが5月17日に東京ドームで開催された「サントリードリームマッチ2021」の特別ゲストとして始球式に参加。90年代に巨人のエースとして活躍した斎藤雅樹氏のサイドスロー投法を披露して球場を沸かせた。

 同イベントは日本球界を盛り上げた往年の名選手たちが2チームに分かれて、熱戦を繰り広げる夢の球宴で、石原が始球式を担当するのが定番となっており、今年で7回目のこと。

 斎藤氏を真似たサイドスローから繰り出されたボールは、打者役の高橋由伸氏の背中をワンバウンドで通過。目標としていたノーバン投球とならず、石原は「悔しいです。斎藤選手に教えてもらって、めちゃめちゃ練習したのに」と、悔しがった。

 また、今回投球フォームを真似るうえで気を付けたポイントについては「最初だるそうに見えるようにしました」と、投球動作に入る際の仕草を工夫したことを明かしている。

「イベント当日に斎藤氏から直々に投球指導を受けている練習風景を収めた動画がYouTube上で公開されていますが、石原は『左手どうなってるんですか? 1回見ていいですか』と、斎藤氏の投球後のグラブの動きなど細かい部分にも注目。事前に動画で斎藤氏の投球フォームを研究してきたようですが、自分が納得できるまで斎藤氏に質問する姿からはより完璧に再現したいというプロ意識が伝わってきましたね」(エンタメ誌ライター)

 そんな石原に対しては「一生懸命で好感持てるわ」「毎年毎年、楽しませてくれてありがとう」「毎回ファンを喜ばせるサービス精神は立派」など、始球式に臨むにあたってのプロ意識を絶賛する声が多数見られている。

「石原は初始球式の14年に利き腕とは逆の左投げ投法、15年はマサカリ投法、16年はトルネード投法、17年はサブマリン投法、18年は二段モーション投法と毎年違った投球フォームを披露しています。ただ、当然、回を重ねるごとに知名度が高い変則投球フォームはすでに披露済みとあって、だんだんアイディアがなくなってくるところですが、アンケートをとって投球フォームを決定したりといった工夫が見られます。また、本番数日前から入念に体力作りにも取り組んでいるようですし、簡単に思える始球式でも石原が毎年任されるのは、裏でしっかりと努力していることが伝わっているからでしょうね」(前出・エンタメ誌ライター)

 今回は人妻になって初めて臨んだ始球式ではあったが、そのプロ意識はいい意味で全く変化がないといえるだろう。

(田村元希)

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