「感覚がズレてる!」菅田将暉、若者の物欲に違和感を示すも異論続出!

 もう少し一般庶民の経済事情を理解してほしい!?

 菅田将暉が7月31日に放送されたバラエティ番組「ホンマでっか!? TV」に出演。若者の物欲について抱いている疑問を明かしている。

 菅田は番組の専門家に聞きたいこととして「20〜30代の人って物欲はあるの?」というテーマを上げた。菅田がそんな疑問を抱いた発端は、昨年4月に放送されたバラエティ番組「ネプリーグ」(フジテレビ系)に出演した際、「20〜30歳の人で洋服代に月1万円以上かける人は何%いるのか」という問題の回答者に選ばれ、菅田は「ほぼ100%かと思った」ものの、念のため低めに抑えて76%と回答。しかし、正解は菅田の予想を大きく下回る23%というものだった。

 答えを知った菅田は奇抜なファッションで有名、服を毎月のように購入しているということもあって、「僕、服にしかお金使わないんですけど」と、世の若者の感覚にいまいち納得できていない様子だった。

 そのことが相当衝撃的だったようで、1年以上経ったあとも覚えており、菅田は「月に1万円ですよ?」と改めて疑問を呈したのだ。

 これに専門家たちは「スマホの普及が影響している」「怒りの気持ちを持つと物欲が高まる」と様々な分析をしていたが、菅田の感覚に世間からは《そりゃ金があったら服にお金かけたいわ》《給料安くて税金が高いのにどうやって1万円かけるんだよ》《菅田さんは住む世界が違うっていうことですよね》《庶民の感覚が分かってないんだろうな》など、衣服代に1万円かけるのは当たり前という、菅田のその考え方が逆におかしいという意見が目立っている。

「『ネプリーグ』が放送された当時も、一部視聴者からは批判的な声が上がっていました。ですが、未だにそのことをおかしいと主張してくる菅田に、服にお金をかけたくても金銭的な理由でかけられない視聴者は、嫌味を言われているように感じた人も多かったようです。ちなみにマーケティング評論家の牛窪恵氏によれば、20代の女性の2割、男性の3割が1年以上服を買わないというデータも発表されていました。当然のことながら、世間一般の若者より菅田の方が稼いでいるわけですから、まずは若者の収入と支出について調査したほうがよかったのでは?」(エンタメ誌ライター)

 どこにでもいる平凡な若者を演じることが今後もあるだろう。そのためにも庶民感覚に違和感を覚えるのではなく、素直にそれを実情として受け取ってほしいところだ。

(権田力也)

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