12月9日配信の「NEWSポストセブン」が、高橋一生主演で、手塚治虫の有名漫画「ブラック・ジャック」の実写ドラマ企画が進行中だと報じた。同ドラマは当初、高橋が主演ではなかったという。
「記事によると本作のドラマは当初、菅田将暉主演で企画が進められていたそう。ブラック・ジャックといえば、原作ではどんな困難な手術も成功させる一方で、高額な手術代を要求する医師として描かれています。どうやら菅田は昨今のコロナ禍やウクライナ情勢を目の当たりにし、“お金で命を救う”という設定に疑問を抱いてしまった可能性があるのだとか。その結果、菅田サイドから降板の申し入れがあり、主演は高橋に変更されたと言います」(テレビ誌記者)
今回、菅田が降板した理由に関して、ネットでは「もし記事が事実なら菅田くんの判断に疑問」「ブラック・ジャックは私利私欲のために高額請求しているわけじゃないよ」「本当に大切なのはお金ではないと原作を読めばわかるのに」などと厳しい声があがることに。
そんな中、「ブラック・ジャック」原作者・手塚治虫の長女の発言が一部で注目を集めている。
「12月9日、手塚るみ子氏が自身の『X』を更新。そこで今回の降板報道について『菅田さんが嫌がった風に書かれてるけどなんでもスキャンダルっぽく記事にしたがるよね。高橋一生さんのブラック・ジャックを期待しています』とポストしたのです。今回の騒動の詳細は語られなかったものの、菅田の降板理由は別にあったとも読み取れることで、ネットで『普通にスケジュールの都合で降板になっただけなのでは?』『漫画好きの菅田将暉が、あんな受け止め方をするはずがない』と菅田を擁護する声もあがっています」(前出・芸能記者)
価値観の不一致による降板は「セブン」の見解であるが、はたして今後、菅田の口からこの件について語られることはあるのだろうか。