門脇麦の料理を“素人と言う勿れ” 父に振る舞った「ウツボのソテー」

 実力派若手女優の1人として注目を集めている門脇麦。演技力の高さは折り紙付きで、今年1月期に放送された俳優の菅田将暉主演ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)でも、二重人格と思われる難しい役柄を見事に演じきった。ネット上でも演技が「素晴らしすぎる」「うますぎる」と大絶賛の嵐だ。

 門脇が超越しているのは演技力だけではない。食へのこだわりも突き抜けていた。2017年7月配信の「メシ通」のインタビューで、食に対する貪欲さを披歴している。「私は食事をするために生きているようなところがある」と言い、幼い頃から父親が釣ってきたばかりの魚を食べたり、キャンプでは猟師からさばきたての肉をもらって食べたりしていたとか。自宅では家庭菜園で育てたトマトやアスパラガスなども毎日食べていたという。食材の新鮮な味を知って育ったからこそ、食への興味や欲求も自然と高まったのだろう。

 今年3月24日発売の「週刊文春」では、「野食会」なるものに参加したことも報じられた。野食とは、野生のジビエや魚介類、野草、昆虫などを採取して食べること。もともと門脇は野草や木の実などが好きだったが、野食会ではセミやハチノコやカメなどを食べていたという。1番美味しかったのはカピパラに似た大型ネズミ・ヌートリアの煮込みだったとか。

「食への欲求も、食べているものもおいそれとマネできないほどの領域に達していますが、料理の腕もすごすぎます。21年3月放送の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)では、誕生日を迎えた父親のために計10品のコース料理を作ったことを明かしていました。メイン料理はウツボのソテーというのも門脇らしい。料理番組をやらせたら、演技同様、独特の世界が展開されそうです」(テレビ誌ライター)

 演技だけではなく、食に関しても唯一無二の存在だ。

(石田英明)

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