菅田将暉も泣き寝入り…下水道局が注意喚起「水回りトラブルの業者選び」

 1月18日、東京下水道局は公式Twitterにトイレつまりの修理について「高額な料金を請求されるトラブルが増えています」と注意喚起し、ネット上では《水回りの業者選びは難しすぎる!》といった声も上がっている。

 同局は、トイレがつまった際に慌ててインターネットで修理業者を検索し、「上位に出てきたサイトで依頼をした結果、高額な料金を請求される」といったトラブルが増えていると説明。「困った時の連絡先を下水道局ではお知らせしておりますのでご活用ください」と、東京下水道局の総合設備メンテンスセンターに連絡するよう促している。

 これにネット上では、《水回りの修理業者って何であんなにボッタクリが多いんだろう。マジで信用ならない》《トイレのつまりの修理で50万請求されたことがある。警察に相談するって言ったら思いっきり値下げしてくれたけど、言い値で払ってる人もいるんだろうな》《水回りの業者選びは本当に難しすぎる。詐欺が多いからって地元の業者頼んだら結局何万も請求されたし、それ以来つまり取りのすっぽんを常備するようにしてる》などの声が続々とあがっている。

「俳優の菅田将暉さんが自身のラジオで、トイレがつまったので業者を呼んだところ27万円を請求され支払ってしまったことを明かし話題となりましたが、水回りの修理での高額トラブルは本当に増えているのです。国民生活センターによれば、2018年に水回りの修理業者のトラブルによる相談が3386件と相次いだためトラブルに関する注意喚起を発信しているものの、20年には5882件、21年も8月時点で2307件と増加の一途をたどっています。水回りの修理は頻繁に依頼することもないため馴染みの業者も作りにくく、ボッタクリに該当しない業者選びは簡単ではありません。ただ、下水道局の説明するように総合設備メンテナンスセンターに連絡するか、賃貸住宅に住んでいるのであれば管理会社から紹介を受けるのも得策でしょう。また、業者に依頼する場合は必ず見積もりを出してもらうことです」(詐欺に詳しい専門家)

 トイレがつまっても焦らずに落ち着いて行動しよう。

(小林洋三)

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