「あさイチ」上條倫子アナがNHKを退社「フリー転身なら争奪戦必至」

 5月22日放送の「あさイチ」(NHK)で、番組と同局の卒業を発表した上條倫子アナウンサー。今後について明らかにしなかったが、同局では人気アナの1人だっただけに、卒業後の進路が気になるところだ。

 上條アナは慶應義塾大学卒業後、2007年にNHK入局。高松放送局を経て、10年から東京アナウンス室勤務。高松局にいたときは、鈴木奈穂子アナの後任として、岡山・高松地区の地上デジタル放送推進大使を務めた。地方局から最初の異動で東京アナウンス室に来るケースは珍しく、局としては大きな期待を寄せていたに違いない。

 東京アナウンス室では、「首都圏ネットワーク」「NHKニュースおはよう日本」「NHKニュース7」「あさイチ」など看板番組を担当。NHKの女性アナというと、和久田麻由子アナや桑子真帆アナ、林田理沙アナに目がいきがちだが、上條アナは安定したアナウンス力に加え、白百合学園高校から慶大に進学したお嬢様。上品な魅力が漂い、中高年男性からの支持が高いことも特徴だ。また、正統派美人であり、美脚にも定評がある。

 プライベートでは、15年12月に一般男性との結婚が報じられた。産休・育休を経て、19年4月から復職し「あさイチ」に出演していた。

「フリー転身となれば、芸能事務所からの争奪戦が繰り広げられることは間違いありません。すでに所属先が決定している可能性もあります。フリーアナは群雄割拠の時代を迎えて久しいですが、NHK出身アナは別格。『news zero』のメインキャスターを務める有働由美子アナ、4月から『DayDay.』のMCに抜擢された武田真一アナの注目度の高さを見てもわかります。民放で上條アナの新たな一面が見られるか、今後が楽しみです」(テレビ誌ライター)

 卒業後の進路が気になるところだ。

(石田英明)

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