新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」で監督2年目のシーズンを迎えた日本ハムの新庄剛志ビッグボス。3月30日に行われた楽天との開幕戦では1-3で敗れてしまったが、それ以上に気になるのは昨年のフィーバーぶりがウソのような注目度のなさだ。
21年11月の就任会見は各局のニュース番組でもトップ扱いで、翌年のキャンプ中はワイドショーが連日のように取り上げた。ところが、今年に入ってからはメディアで取り上げられるのは新球場のことばかり。これはいったいどういうことか。
「昨シーズンが最下位に終わったこともありますが、そもそも新庄監督はマスコミへの取材対応が決していいわけではありません。試合後もノーコメントなんてことはザラ。他球団の監督のようにぶら下がりや囲み取材もできにくいため、記者は苦労してるんです」(スポーツ紙記者)
テレビのバラエティ番組やユーチューブには積極的に出演しており、マスコミ受けが良さそうなイメージがあっただけに意外な一面である。
「日ハム番の記者とも一定の距離を置いています。そのため、そこからおいしいコメントも拾えない。ただ、日頃から『主役は選手』と言っており、自身に注目が集まることを避けているフシはあります。先日のWBCでも他の監督や選手は侍ジャパンの活躍についてあれこれと語っていましたが、彼は一貫して口を閉ざしていましたね」(前出・記者)
だがその一方では「週刊プレイボーイ」のロングインタビューを受け、監督2年目への意気込みなどを語っている。
「同誌は監督就任前から不定期連載を持っており、今回の記事も含めて担当は20年来の付き合いがある芸人兼ライターのインタビューマン山下。なので独占インタビューがとれたのだとは思いますが、ただあれだけ話してくれるなら我々にも喋ってくれもいいのにと…」(前出・記者)
ファンのためにも、もう少しサービスしてくれてもよいのでは!?