ジャニーズ事務所がSMAPの元メンバーで、ジャニーズ事務所を退所した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人を起用しないようにテレビ局に圧力をかけた疑いがあるとして、公正取引委員会が注意していたことが、7月17日までにわかった。
7月18日朝の各局のワイドショーはこの問題を取り上げたが、大きな話題となっているのが「スッキリ」(日本テレビ系)のMCである加藤浩次だ。
「他局は事実関係を報じるにとどめましたが、加藤は持論を展開。『この問題は注意にとどまったということで、これで終わるのかと思う』としたうえで『ジャニーズ事務所に限らず、みなさん周知なんですよ。大手の事務所を独立したタレントは、何年かテレビに出られなくなるっていうのは。僕はテレビを見ている方にも気付いている方もいると思う。僕もこういう仕事をさせてもらって、そういうのが暗黙にあるっていうのがわかっている』と語ったのです。さらに『今の時代で考えたらちょっとおかしいんじゃないかっていう部分も実際ある。その部分は、テレビ局もそうですし事務所関係、この業界全体がこれから新しく変わっていく、次に向かっていくんだっていうきっかけになればいいと、僕は思っています』と芸能界の悪しき慣習に一石を投じるコメントをしました。これにはネット上でも《加藤浩次さんグッジョブ》《真実を伝えてくれている》《民放でしっかりコメントしていたのは加藤さんだけ》など賛同の声が多数書き込まれています」(芸能ライター)
加藤は02年1月期放送の月9ドラマ「人にやさしく」(フジテレビ系)で香取慎吾と共演しており、17年11月放送の「おじゃMAP!!」(フジテレビ系)では、同ドラマの共演者である松岡充、須賀健太とともに香取との再会を果たしている。
香取と長きにわたる縁のある加藤だからこそ、援護射撃となるコメントを発したのかもしれない。