客数減の「リンガーハット」が勝負に出たランチメニュー値下げ改定の勝算

 長崎ちゃんぽんの「リンガーハット」は、8月1日から沖縄県を除く国内店舗でランチを改定し、新ランチメニューの「リンガーランチ」をスタートさせると発表。一部商品は値下げとなり、370円の定食も誕生する。
 
「今回の改定に合わせ、ランチタイムは16時まで1時間延長されることになり、最も人気にある『薄皮ぎょうざ5個ランチ』も10円引きの690円(税抜=以下同)に変更されるという。また、新商品の一つとして『薄皮ぎょうざ5個定食』(370円)が登場。牛丼一杯とほぼ同じ値段で定食が楽しめるようになるわけです」(グルメライター)

 消費増税を前に怒涛の値上げラッシュが続く中、なぜリンガーハットは値下げや格安ランチの投入を選択したのだろうか。

「リンガーハットは2019 年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第1回調査の飲食店部門で顧客満足度1位を獲得するなど、顧客からの支持は集めているというデータは出ている。しかし一方で、ここしばらくは客数減が続いており、その原因が18年8月の値上げが原因と見られています。一方、同じく商品の値上げで低迷が続いていた『ケンタッキーフライドチキン』が、500円ランチの投入によって客足が大幅に回復。そうしたテコ入れ策を目の当たりにして、お得ランチの投入に踏み切ったのかもしれません」(飲食店コンサルタント)

 果たして、リンガーハットの場合は吉と出るのか。
 
 (小林洋三)

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