日清食品は3月13日、カップ麺「どん兵衛」の具材である“おあげ”と“天ぷら”をそれぞれ単品で27日から発売すると発表した。
カップ麺の追い具材としての利用が想定されるが、ネット上では「ビールのつまみにそのまま食べたい」といった意見も見られ、意外な需要がありそうだ。
新たに発売されるのは、「日清のどん兵衛のおいしいふっくらおあげ」と「日清のどん兵衛のおいしいサクサク天ぷら」の2商品で、それぞれ2枚入り税別182円。日清食品によると、以前からどん兵衛の具材だけを販売してほしいという要望があったそうで、その声に応える形で商品化を決めたという。
また、同社はこの商品の楽しみ方として、おあげ3枚入りの「トリプルきつねうどん」や、おあげと天ぷらがダブルで入った「欲張りどん兵衛」といったアレンジを紹介しており、白飯にきつねとおあげを乗せた「きつね丼」や「天丼」もオススメだとか。
「2021年に一蘭が『具なし』のカップ麺を発売して大きな話題となりましたが、今度は具だけという斬新さ。ご飯に乗せて食べるのもいいでしょうが、おあげや天ぷらを一緒に炊いた炊き込みご飯も美味しそうです。天ぷらを細かく砕いてもんじゃの具材にしたり、きつねをトッピングしてピザにしたり、お鍋に入れたりと主食からおつまみまで幅広くアレンジできそうです」(フードライター)
一蘭のカップ麺は具がないことでむしろ様々なトッピングアレンジがSNS上に投稿されたことでバズったが、この商品もインフルエンサーがアレンジレシピを紹介することで大ヒットに繋がるかもしれない。
(小林洋三)