GYAO!終了で木村拓哉の看板番組が打ち切り、予想される「移籍先」

 SMAP時代を含め、歌番組やドラマ、その番宣などを除くと個人での番組出演がほとんどない木村拓哉(50)。そんな彼による冠バラエティとして人気なのがインターネット動画サイト「GYAO!」で配信中の「木村さ〜〜ん!」(毎週日曜12時〜)だ。

 しかし、GYAO!は今年1月、3月末をもってすべてのサービスを終了すると発表し、同番組の打ち切りが決定。18年8月の配信開始以降、看板番組となっていただけに、ネット上でも《あのユルい雰囲気が好きだった》《いろんなことに挑戦するキムタクが見られる唯一の番組だったのに…》など終了を惜しむコメントが数多く寄せられている。

「GYAO!のサービス開始はYouTubeと同じ05年。ネット動画では老舗ですが当初から収益性で大きな課題を抱えていました。さらに後発の動画サービスが次々と登場したことで競争が激化。スマホでの視聴対応にも乗り遅れ、『木村さ〜〜ん!』などの人気番組はあっても巻き返しが厳しい状況でした」(ITジャーナリスト)

 こんな理由で番組が終わるのはさびしい気もするが、業界では「いずれ番組は再開される」というのが根強い意見だ。

「視聴回数は確実に稼げますし、天下のキムタクの冠番組ですから広告を出したい企業はいくらでもあるでしょう。『ABEMA TV』や『Amazon Prime Video』あたりで復活しても不思議ではありません」(前出・ジャーナリスト)

 また、ジャニーズの後輩たちのようにユーチューバーデビューする可能性も考えられる。二宮和也や中丸雄一、山田涼介、菊池風磨によるグループの垣根を超えた「ジャにのちゃんねる」のチャンネル登録者数は370万人(※2月末時点)。昨年の「24時間テレビ」(日本テレビ系)の司会にも起用されている。

「『木村さ〜〜ん!』なら登録者数でこれを上回るかもしれません。番組自体もユーチューブっぽい内容ですし、今の段階では噂レベルですが可能性は結構あると思いますよ」(前出・ジャーナリスト)

 ここはぜひユーチューバー木村拓哉の誕生に期待したい。

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