フジテレビ番組制作ストップ危機も「木村拓哉のドラマ復活」に歓喜の声

 1月26日配信の「日刊ゲンダイ」が、フジテレビの厳しい状況について報じた。フジは今後、新作ドラマの制作がストップする可能性もあるという。

「フジは現在、中居正広の女性トラブルに端を発した一連の問題で、多くのスポンサーが撤退する事態となっています。この件について『日刊ゲンダイ』によると、CMの収入が途絶えることで制作費が削られ、春以降の新ドラマが放送できなくなる可能性もあるのだとか。そのため、一部フジ関係者の間で『古畑任三郎』、『踊る大捜査線』、『コンフィデンスマンJP』といった過去の人気フジドラマの再放送でしのぐ案が出ているといいます」(芸能記者)

 このフジの再放送案に、ネットでは「今のコンテンツよりよっぽど面白いからぜひやってほしい」と賛成する声のほか、「織田裕二さんドラマだと『振り返れば奴がいる』や『お金がない!』なども見たい」「『世にも奇妙な物語』の傑作を毎週放送してほしい」などとドラマをリクエストする声が続々とあがっている。

 その中には、“放送禁止ドラマ”と呼ばれた木村拓哉主演「ギフト」を挙げる声も多いという。

「1997年に放送されたドラマ『ギフト』は、木村が記憶喪失の青年を演じたサスペンスドラマで、当時、クールな世界観や衝撃の展開などが多くの視聴者から絶賛されました。しかし1998年、ドラマを見ていた少年による女性教師の刺殺事件が発生することに。当時の報道によると、少年はドラマの中で木村がバタフライナイフを振り回す姿を見て“格好良さを見出した”などと供述。この報道以降、『ギフト』の再放送は禁止され、数十年近くにわたって封印作品となりました。ところが最近になり、フジが運営する有料サイト『FOD』にて突如配信を開始したのです。そのため、ネットでは『まさかの「ギフト」復活は嬉しすぎる!』『フジテレビ、もし潰れるならその前に「ギフト」を再放送して』『名作だからまたテレビでも放送するべき。今の若い人にも見てほしい』などと喜びや再放送を望む声があがっています」(前出・芸能記者)

 現在公開中の映画「グランメゾン・パリ」も大ヒット中の木村。ドラマファンの間で名作とされる「ギフト」の再放送が実現すれば、大きな話題となりそうだが、はたして。

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