2月10日放送のテレビ朝日系情報番組「羽鳥慎一 モーニングショー」に《今日の撮れ高すごいな》《神回すぎる》といった指摘が相次いでいる。
都心でも朝から降雪が確認されたこの日、番組は箱根町強羅から生中継。坂道で立ち往生する車が相次ぐ様子をレポートしていた。生中継中、軽自動車が坂道を登ろうとしたところ、突如、スリップで制御不能となり、そのまま滑り落ちていく。このハプニングに、MCの羽鳥慎一アナは心配そうに「おおお…危ないな…」と声をあげ、タレントの長嶋一茂は「これはチェーンもスタッドレスもつけてない。スタッドレスだったら…」と述べた。しかし現地リポーターは「タイヤはスタッドレスですね」と話し、「スタッドレスですけども、ジワリジワリと後ろに…」と実況。緊迫した状況が続く中、リポーター男性は「後ろ、押しましょうか」「手伝いたいんですけど」と志願するも、周囲の人たちからの「(危険だから)手伝わないほうがいい」との声で断念。乗用車から運転手が下りて、しばらく経ったところでCMへと切り替わった。
その後、9時台になってからは山梨県富士河口湖町から中継。女性リポーターが「先ほどよりも大粒の雪に変わってきております」と中継を始めると、その足元にはなぜか白鳥が…。スタジオからは「白鳥だ」「白鳥がいた」といった声が漏れ、リポーターは「なぜか私の近くに白鳥が近づいてきたんですけども…。白くてよくわからないかもしれないんですが、この白鳥の背中にもこんもりと雪が降り積もっています」とリポート。その後、リポーターが白鳥に近づくと、くちばしで威嚇するような動作を見せ、羽鳥アナは「おお…あんまり近づくと危ないし、かわいそうだから」とコメントしていた。
「番組では、白鳥のほうから中継クルーの方へ近づいてきたと説明していました。ただ、白鳥と聞くと、優雅で可憐なイメージが強いものの、自分のテリトリーを侵害されたと認識すると、攻撃を仕掛けてきます。海外では繁殖期に巣に近づいたことから襲われた事例が多く報告されていて、襲撃を受けた男性が湖で溺れかけたケースもあり、危険生物と認識されています。羽鳥アナが真っ先に『危ない』と声をあげたのは、やはり“バード”という愛称で呼ばれるだけあって、鳥に関する知識も豊富なのかもしれません」(テレビ誌ライター)
朝の時間帯では視聴率で6年連続民放トップをキープする「モーニングショー」。やはり“持ってる”ということか。