合格率は例年10%前後と数ある国家資格の中でも難易度が高いことで知られる一級建築士。12月26日、今年度の合格者が発表されたが、その中に田中道子がいたことが明らかになった。
昨年放送の連続ドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)や「霊媒探偵・城塚翡翠」(日本テレビ系)にレギュラー出演していた人気女優ということもあり、各メディアも大きく取り上げた。
「建築学を専攻していた大学時代に二級建築士に合格していた才媛ですが、卒業後は芸能活動に専念。10年以上のブランクがある中、21年秋から本格的に試験勉強を始め、しかも一発合格しています。以前から仕事の幅を広げるために資格を持つ芸能人は多いですが、彼らが取ろうとする民間資格とはレベルが違いますね」(スポーツ紙芸能デスク)
ちなみに二級建築士には、大学在学中に建築学を専攻していたアイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の伊野尾慧や、田中の事務所の先輩にあたる菊川怜、建築・不動産系の資格予備校から合格を果たしたモノマネ芸人のアントキの猪木らがいる。
「ただ、芸能人の一級建築士合格は聞いたことがありませんね。スポーツ界でも『RIZIN』などで最近活躍中の格闘家のYA-MAN(ヤーマン)くらいです。そもそも資格を生かして働いたほうが確実に稼げますし、独立開業だって可能。資格取得後に芸能界入りならともかく、芸能活動中での合格者は極めて稀有な存在です」(前出・芸能デスク)
会見では「二刀流でやりたい!」と語った田中。前例のない女優兼建築家となった彼女の今後に期待したい。