「ず〜っとムカついてたんですよ」不機嫌モードの上沼恵美子がM-1に言及

 漫才日本一を決める「M-1グランプリ2022」から一夜明けた12月19日、昨年まで審査員を務めていた上沼恵美子が生放送のラジオ番組「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCラジオ)に出演。審査員ではなく、出場者の視点で大会について言及する一幕があった。
 
 番組終盤、前日の深夜に行われたサッカーW杯カタール大会の決勝戦について上沼は「見たら良かった、昨日…ねえ」と残念そうに語った。サブパーソナリティの北村真平アナは「見てないっすわ、僕も」「M-1見てて、ちょっと力尽きたみたいなところが…」と話すと、モンスターエンジンの西森洋一が「M−1ありましたし」とコメント。その後、メディアはW杯の「W」と「M-1」の「M」があふれていたと振り返ると、上沼が西森に「M-1見るんですね」と質問。
 
 2007年結成のモンスターエンジンは今回が最後の出場で、準々決勝で敗退していたが、西森は「見ます、見ます。自分が出ててダメやったとしても見てますね。毎回」と返すと、上沼は「素晴らしいですね」とリアクション。さらに西森は「落ちたらパッと諦めて、スイッチ切って」と述べ、北村アナから悔しかったかどうか心境を聞かれると、「いや、やり切った感じがすごいあります」と回答した。

 敗退したM-1の決勝を見たという西森に対して、上沼は「いいな〜。いい性格やな〜。悔しいから私だったら見ないな、と思うのよ」と述べて、「自分は鈍感」と謙遜する西森に「いや、鈍感なことないですよ。損ですよ、私みたいな性格は。すぐ反発するし。腹立ったら損やんか。ねえ? 短気は損気って自分ではよく言うのよ。丸くならないとね。体は丸くなるのに」と言って笑わせた。
 
「この日の上沼さんは明らかに不機嫌モードでした。番組の中盤、『ず〜っとムカついてたんですよ』と前置きして語ったのは、ある男性のエピソード。なんでも、ラジオ局に入った際、何度か顔を見かけたことがあるという男性に無視されたとか。その男性は上沼さんが会釈をしても、ツンとしてそっけない態度を取っていたようで、かなりオカンムリの様子。さらに放送が始まってから、スタジオから見える位置にも姿を見せ、そこでも顎を上げて無視したとか。ラジオ局に出入りができて、上沼さんの会釈に無視する男性が誰だったのか、かなり気になるところですが、エンディングで『腹立ったら損』とうまくまとめたのが印象的でした」(芸能記者)

 どうやら上沼は「M-1」を見ていなかったようだが、再び審査員席でズバズバとコメントしてほしいものだ。

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