小泉氏が謎めく「進次郎構文」をまた披露「防衛ばかりになってしまうと…」

 元環境大臣の小泉進次郎衆院議員が12月20日放送のラジオ番組「飯田浩司のOK! Cozy up!」(ニッポン放送)に生出演。進次郎氏といえば、これまで数々の名言を残した。

「今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけない」

 こんな繰り返しを織り交ぜた“進次郎構文”がたびたびネット上で話題になるが、この日の放送でも独特の言い回しでリスナーをザワつかせた。

 朝7時からの登場とあって、「いや〜、起きれて良かった」と第一声を発した進次郎氏。政策としては環境大臣時代に進めたレジ袋有料化のイメージが強いが、パーソナリティーの飯田浩司アナは、「もともと小泉さんの選挙区は(神奈川県)横須賀であって、目の前に第七艦隊の司令部があって、海自もあれば陸自もあるっていう」と自衛隊との関係を指摘。そこから話題が日本の安全保障問題に移ると、進次郎氏は語り始める。
 
「私の場合は祖父、おじいちゃんは防衛庁長官やってましたから。すごくこの前、自衛隊の方って粋なことやってくれるなと思ったのは…」と明かしたのは、横須賀・久里浜駐屯地の行事に出席した際のエピソード。「これ、かつておじいちゃんが防衛庁長官の時です」と、進次郎氏が座る座席に祖父が座っている写真を用意していたのだという。これを踏まえて、進次郎氏はこう語った。

「そんな歴史もある、自分の家族ともね、(防衛問題は)ご縁のあるテーマなんですけど、逆に言えば、最初から防衛ばかりになってしまうと、防衛ばっかりになってしまう」

 これに飯田アナは「あ〜、そこの専門で深くっていうふうに…」と反応していたが、SNSには《防衛ばかりだと防衛ばかり…これが進次郎構文か》《防衛ばかりになると防衛ばかりか…》といったリアクションが続々。
 
 その後、進次郎氏は「いろいろ幅を広げてね、さまざまな問題を見た方がいい。特に横須賀の場合は防衛の街なので」と横須賀の“あるある”を披露。「肌感覚でわかることってあるじゃないですか」と前置きして、「横須賀だと米軍基地の前の飲み屋さんとかでドルは使えるってことを疑問に思わないじゃないですか」「横須賀あるあるは他では通用しないことがいっぱいあるし、だけど横須賀ならではで、理解がすごく早まることもありますね」と語っていた。
 
 ラジオ番組ではその後、日本のサイバーセキュリティに触れて、「自衛隊のサイバー学校」「日本のサイバーがいかに弱いか」「サイバーと横須賀」などについて持論を展開した進次郎氏。今後もメディア出演で“進次郎節”を聞かせてほしい。

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