フリーアナウンサーの垣花正が12月7日、MCを務めるバラエティ番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演。水曜コメンテーターのお笑いタレントのヒコロヒー、歌手の松田ゆう姫から頭髪について総攻撃を受けた。
番組冒頭、「実は〝違い〟がよくわかっていないモノはありますか?」というテーマでトークを展開。松田は「(過去に)1回ね、垣花さん、(両手でカツラを脱ぐ動作をして)〝パカっ〟てやってくれたとき、あったじゃないですか。あれが植毛ということがよくわからなくて‥‥。植毛とカツラの違い?」と疑問をぶつけた。
垣花は「増毛です。そもそも植毛ではなく増毛です。植毛は植えるほうですね」と冷静に回答。すると松田は「植毛ということはハゲではないということ?」と、なぜか植毛について再質問。垣花は「ハゲです。ハゲって言わせたいんでしょ」とややヒートアップ。すかさずヒコロヒーが「増毛するということはハゲじゃないということ?」と聞き直すと、垣花は「あの、僕の場合はですね、(頭の周縁を指して)ここらへんは自分の髪です。(頭頂部を指して)ここは人の髪です」と説明。しかし、ヒコロヒーはしつこく「じゃあ、ハゲじゃないということですね」と迫る。垣花は「ハゲです。ここの部分(頭頂部)、両面テープで貼っているんで。もういいよ、わかんないままでいいよー」と激昂した。
実は、垣花は2019年9月放送のバラエティ番組「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で増毛していることをカミングアウト。4年前から自然に髪が抜けたことで、増毛に踏みきったという。
21年4月放送の「5時に夢中!」でも、増毛を告白。頭頂部の増毛に30万円かけたことも打ち明けた。ちなみに増毛とは自分の髪の毛に人工毛を数本ずつ結びつけたり、特殊なシート使って人工毛を地肌に貼り付けたりする方法。〝両面テープ〟という表現をした垣花は特殊シートを使っているのだろう。
「それにしてもヒコロヒーと松田の〝ハゲ攻撃〟は凄まじいものがありました。〝ハゲではない?〟と聞きながらも、〝ハゲでしょ〟と念押ししているようなものです。英国では22年5月、上司にハゲと罵られた男性が裁判所に訴え、勝訴しています。ハゲ発言がハラスメント認定されたとして日本でも話題となりました。ヒコロヒーと松田の発言も、実に危険なワードでした」(芸能記者)
垣花にとっては、気の毒な放送だった。
(石田英明)