ついにヨドバシカメラも進出!?東京・池袋で家電量販店「第3次大戦争」が始まる!

 近年、全国的に苦戦が強いられている百貨店業界。地方を中心に店舗の閉鎖が相次いでいるが、11月11日には、セブン&アイHDが、傘下に持つ業界4位のそごう・西武を米投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」に売却することを発表した。

 今後の方針などについて20日時点で詳細は明かされていないが、同社はソフトバンク・グループ系列の投資会社で、家電量販店大手のヨドバシカメラHDを傘下に持っていることもあり、ヨドバシカメラを、そごう・西武の各店舗へ出店させることが確実視されている。

「ヨドバシカメラのホームページでも『そごう・西武百貨店に関するフォートレス・インベストメント・グループとの取組みについてのお知らせ』を発表しており、両百貨店と連携した新店舗の出店についても明言しています。なかでも池袋西武本店は売り場面積も広く、旗艦店クラスの大型店が進出することは間違いありません」(流通ジャーナリスト)

 だが、池袋東口にはビックカメラの「本店」や「カメラ・パソコン館」があり、そのすぐ近くの三越池袋店があった場所にはヤマダデンキが09年に「LABI1 日本総本店」を出店。その後、さらにもう1店舗をオープンさせ、がっぷり四つの争いを繰り広げている。

 そこにヨドバシカメラが新たに殴り込みをかけることになるわけで、家電量販業界の国内最激戦区になることは避けられない状況だ。

「80年代〜90年代前半にも池袋では似たような状況が起きていました。この時は、サンシャイン通りにあった『サンゴーカメラ』は廃業し、もう1つのライバル店『カメラのさくらや』は業績不振から10年に会社自体が解散となっています。これが池袋における第1次の家電量販店戦争とすれば、現在は第2次の戦いの真っ只中。そして、今後は業界1位のヤマダと2位のビックカメラ、3位のヨドバシが三つ巴となって第3次の戦いが始まろうとしています。ただ、これまでのような潰し合いのような形にはならず、むしろ、池袋に買い物に来る消費者が増え、どの店舗にとってもメリットがあるとも見られているんです」(前出・流通ジャーナリスト)

 新たな局面を迎える「池袋家電量販店戦争」の行方が注目されるのだ。

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