ケンタッキー、売上大幅増は「サンド⇒バーガー」名称変更のおかげではない?

 11月14日、「ORICON NEWS」が日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)の10月の「バーガー」売上が大幅増になったことを報じた。「サンド」の名称をバーガーに変えたことが影響しているというが、意外な指摘も相次いでいる。

 KFCは10月12日から、およそ40年親しまれた「サンド」の名称を「バーガー」に変更した。これまでサンドの認知度は48%と半数以下となっており、商品をイメージしやすいバーガーに変更したとしている。その後、同社には名称変更についてポジティブな意見もネガティブな意見も寄せられたというが、「KFCの『バーガー』を知らない方にもアプローチができたことや、話題になること自体が販売数増加にもつながった」としている。

 しかし、この見解には異を唱える向きもあり《単純にCMをたくさん流したからだと思う。以前の認知度が低かったのもプロモーションをやってこなかったのが原因では?》《あれだけ大々的にプロモーションやれば、一度は食べてみようと思う人も出てくる》などと、名称変更ではなくCM戦略を売上増の主要因に上げる声も少なくなかった。

「名称を変えたから売上が増えたかと言われると、微妙なところではあります。かなり大々的にCMなどのプロモーションを行っていたので、それに触発された人は多いはずです。また、単純にこれまでバーガーの定番が『チキンフィレ』『和風チキンカツ』しかなかったものが、『辛口チキンフィレ』『チーズチキンフィレ』『ダブルチキンフィレ』と3種類増えたことで選択肢が広がった影響もあるのではないでしょうか。11月16日からは数量限定で『オマール海老の旨味ひろがるフィレバーガー』を発売するなど今後もバーガー推しは続くようですので、どこまで売上を伸ばすことができるか。これからが正念場と思われます」(グルメライター)

 KFCは「バーガー」を売上のひとつの柱にすることができるか。

(小林洋三)

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