日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)は創業50周年を記念して、7月1日〜7日までの1週間限定で「創業記念パック」を発売すると発表したが、ネット上では《お得感がまったくない》と不満の声が多く上がっている。
「ケンタッキーは1970年の3月に大阪万博の実験店として日本初上陸を果たすと、同年のアメリカ独立記念日である7月4日に日本KFCが創業を開始しました。今年で創業半世紀を迎えるとあって記念パックもさぞかしお得な内容になっていると多くの期待を集めていたのですが…」(フードライター)
創業記念パックは2種類用意され、オリジナルチキン5ピースの「創業記念¥1000パック」とオリジナルチキン5ピース+ポテトBOX「創業記念¥1500パック」が販売されているが、これにネット上では《KFCの客に対する50年の感謝はこの程度か…残念》《創業50周年なら思い切って半額ぐらいにしたらいいのに…》《インパクトのある周年なのに、このしょぼい値引きは何なんだ!?》《50年に一度のパックがクーポンレベルかよ》など、厳しい意見が多く寄せられている。
「『¥1000パック』は通常価格1230円の商品ですから230円引き、『¥1500パック』は通常価格1880円の商品ですから330円引きとなります。毎月28日に発売されている『とりの日パック』はオリジナルチキン4ピースとナゲット5個が入って通常価格1380円のものを1000円で販売しているため、記念パックがお得に感じられないのは当然のこと。ケンタッキーはコロナ禍でも17カ月連続売上増を達成するなど絶好調を維持しているわけですが、そんな中での50周年記念とあっていっそう物足りなさを際立たせていますね(笑)」(経営コンサルタント)
このような評判であれば、記念パックなど出さないほうがよかったかも。
(小林洋三)