「柔を守るを強と曰う」。古代中国の思想家・老子は柔軟な生き方こそが強さの秘けつだと説いた。時は流れて令和の日本。適者生存、弱肉強食の女子アナ界においても、故事をもじれば「やわらかボディ」が局の看板番組を席捲。目の肥えた男性視聴者の獲得に向けて、ぷるぷるバトルを繰り広げていた。
今、女子アナ業界に新旧交代の波が押し寄せている。
10月から活動休止期間に入ったフリーアナ・加藤綾子(37)の後任として「Live News イット!」のMCに抜擢されたのが宮司愛海アナ(31)。就任から1カ月、局内の評判は上々のようで、フジテレビ関係者によれば、
「年商2000億円というスーパーの経営者と結婚した加藤に比べて、服装は質素で発言も控えめ。主婦層からのウケはいいようで、本人も手ごたえを感じているようです」
新たな「夕方の顔」として存在感を高めている。
また、テレビ朝日で「次期エース確定」の太鼓判を押されているのが森山みなみアナ(24)。
こちらも現エースの弘中綾香アナ(31)がイケメン経営者と結婚したことで、「ポスト弘中」の最右翼に躍り出たのだ。
そんな両アナの共通項が「圧倒的なやわらかさ」である。
テレビ関係者が語る。
「宮司アナも森山アナも極めて物腰がやわらかい。弘中アナや田中みな実(35)のように思ったことをズバズバ言うタイプではなく、じっくりと話を聞く包容力で現場を和ませるのが特徴なんです。コロナや戦争などストレスを感じる話題が多い昨今にふさわしい『癒やしアナ』ですね」
さらには処し方だけではなく、「やわらかボディ」でも男性視聴者の視線を釘づけにする。
「ちょっとした動きでも胸元がみずみずしく揺れるシーンが多いんです。画面に出ているだけでついついバストに目がいってしまいますね」(テレビ関係者)
決戦の口火を切ったのは宮司アナだ。10月14日にアナウンサー公式YouTubeに「宮司&堤がダンサーMiyuと踊ってみた!」と題した動画がアップされたのだ。
「TWICEの曲に合わせて、高速ステップにチャレンジしたのですが、宮司アナは素早く小刻みな足の動きと連動して白のTシャツ越しに胸が上下左右に揺れまくり。また不思議とニュース番組に出ている時よりもバストが一回り大きくなった印象を受けました。実際、Dカップ以上はあるのでは」(女子アナウオッチャー)
後輩の堤礼実アナ(28)が「めざまし8」のTikTok公式アカウントで披露した「バスト揺れダンス」にも劣らない〝お宝動画〟であった。
*週刊アサヒ芸能11月10日号掲載